ついにタブレットでもガラスフィルム!「GLAS.t for iPad mini」レビュー

掲載日時: 2013/12/04(水) 21:56

 Appleのタブレット iPad mini with Retinaディスプレイモデルを愛用しています。

 これまで、スマートフォンではSpigenさんのガラスフィルム「GLAS.t / tR」シリーズを愛用していました。「GLAS.t」シリーズは、ガラスならではの感触を実現するため、なんと強化ガラスをそのまま貼りつけるという、画期的な保護フィルムです。これにより、心地よいタッチパネルの操作感と、車の鍵やカッターナイフといった鋭利なものにも耐え得る、強固な耐久性・耐傷性・防汚性といった多くのメリットを享受できます。

 今回、iPad mini対応版も登場しているということで、「GLAS.t」をいただくことができましたのでレビューさせていただきます。

 まず大きなパッケージが目を引きます。パッケージを開封すると、内容物は以下の通りです。

 基本的には従来の製品と同様の構成です。タブレット向けの製品で、巨大であること、本来貼り直しの効かない製品であるということを考えても、慎重に貼りたいところ。貼る時の手順やコツは以下の通りです。

  1. 先にホームボタンシールを正しい位置に貼る。(ガラスフィルムのホームボタン部分には穴が空いており、先にボタンシールが貼ってあると位置調整の目印になる)
  2. もし不安な人は、洗剤などを薄めた水を、コップなどに入れておく。(万が一粘着面にホコリが混入した場合、指をコップの中に漬け、フィルムを少し剥がして、ホコリを指で取り除くことが出来るため)
  3. 風呂場など、ホコリが混入しづらい環境で作業を行う。クリーニンググロスで画面を拭く。
  4. 続いてアルコール綿で画面をピカピカにする。(この時、画面にアルコールを大量に付着させすぎると、後でスクイージーで除去する作業が大変になるので、少しでよい)
  5. すかさず前面用フィルムの貼り付けを行う。粘着面が空気とふれあう時間を短くするため、本体と近い位置で作業を行うのが、異物混入を防ぐコツ。貼り終えて、もしホコリが混入していたら2の手順へ。そうでなければ6の手順へ。
  6. スクイージー(バブルリムーバー)を画面にあてがい、空気やアルコールを外に押し出す。

 このように、ポイントを抑えつつしっかり貼っていきましょう。なお、仕上げやメンテナンスとして、フッ素液を用いてコーティングすると、指紋や汚れにより強くできるので、長く愛用する場合はこちらもおすすめしておきます。作業は少々大変ですが、貼り終えた後の達成感はひとしおです。愛機により愛着がわくと思います!

 本製品の厚みは0.4mm、重量は45g。

 ディスプレイと同じようにガラス素材であるため、ディスプレイ本来の美しさを妨げません。

 ガラス特有の滑りも心地よく、タッチ操作が非常に快適になります。指紋がついてもさっと拭けるのもいい点です。ガラスフィルムを貼っているという安心感から、多少ラフに取回せるようになったのも素晴らしいです。

 唯一の弱点はホームボタンとガラスの間にできる段差のみですね。「GLAS.tR」のようにラウンド加工されたモデルが登場するといいですね。この点は、前述のホームボタンシールを貼ることで解決できます。

 タブレットにもこうしたガラスフィルムが登場しつつあるのが何よりうれしいところ。iPad mini / iPad mini Retinaのディスプレイを強力に保護するなら、Spigenさんの「GLAS.t」がおすすめです。公式サイトおよびAmazonにて購入可能です。


iPad mini GLAS.t リアル スクリーン プロテクター

Spigen (旧SPIGEN SGP) / ガラスフィルム / シュタインハイル

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