中国「スマホ信者」同士のアンチ関係

掲載日時: 2017/12/06(水) 18:01

中国でスマホの信者論争が話題

 iPhoneユーザーとXperiaあるいはGalaxyユーザー、任天堂とソニーなど、「信者」と「アンチ」は表裏一体。

 個人主義が強い中国では、そんなものはない……はずがなく、スマホのブランドが確立してきたのとともに、各ブランド信者同士の煽り合いが発生しているようです。

 「どのスマホを使っていても馬鹿にされる?こんな蔑視チャートがあった!」という記事が新浪看点にて紹介されていたので、ご紹介します。

アップルユーザーはアンドロイドユーザーをバカにする

 iPhoneユーザーはAndroidスマホのユーザーをバカにするそうです。根本的な理由は「フリーズするから」にあるそうです。新浪看点は「最近のアンドロイドもフリーズしなくなったのでは?しかし全体的にいって、アンドロイドはサクサクさで少し劣る」と品評しています。

 この構図は日本と同じですが、日本では性能というより、iPhoneが「普通」になってしまっているので、理由は異なるようですね。

ハイスペスマホのユーザーは、デザイン性重視のスマホをバカにする

 高性能なスマートフォンの愛用者は、「学も教養もない人間ぐらいしか、こんな見掛け倒しものを買わない」と言って、デザイン重視のスマートフォンのユーザーを嘲笑するそうです。日本だとロースペック・モデルは往々にしてデザインも安っぽいので、同じ状況は見当たりませんが、気持ちは非常によくわかるというか、煽りコメントの例を十個くらい思いつきました。

 特に、Xiaomi(小米)ユーザーは、OV(Oppo & vivo)をバカにしているようです。

OVユーザーは紅米をバカにする

 XiaomiはMiシリーズなどとは別に、価格の安さでインパクトのあるローエンドブランドとして「紅米(Redmi)」を展開しています。

 しかしOPPOのユーザーは、「紅米は雑すぎる。最近は性能も過剰。何でもいいからカッコいいのが欲しいのに、不細工すぎる。使うやつはバカ」と見ているそうです。

 「Xiaomi」VS「OV」、なんというか、オタク対リア充……いえ、なんでもありません。

華為ユーザーは他の全ブランドをバカにする

 中国のHuaweiユーザーは、他の全てのブランドをバカにしているそうです。

 これは「愛国ビジネス・パーソンは、華為を使うべし」ということによるもの。航空会社の「ナショナルフラッグ・キャリア」ならぬ「ナショナルフラッグ・スマホ」、なんとなく理解できますね。

その他

 ほかにも、「指紋センサーが背面のモデルはあり得ない」「なぜ今時デュアルSIMにしないのか」などの意見が紹介されています。

 選択肢が多いと、「どのスマホを使用するか」にも個性が表れるようですね。とりあえず、Xiaomiはコスパがいいそうです。

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