ドデカ6.95型スマホ!GPU加速・液冷対応のHuawei honor Note 10正式発表

掲載日時: 2018/08/02(木) 15:05

Huawei honor 10 正式発表

 最近6インチ台半ば~後半の大画面スマホが少ない気がしますが、中国メーカーHuaweiがやってくれました。

 Huaweiは、新型Androidスマートフォン「honor Note 10(荣耀 Note 10)」を正式発表しました。

そもそもhonorとは?

 honor(栄耀)は、Huaweiが展開するスマートフォンブランド。Huaweiは大手・先進技術・高級というイメージがあるので、代わりにhonorを若者も買いやすいコスパ重視の普及ブランドとしてイメージを打っています。

 中国では、統計でもHuaweiとは別枠で扱われることもあり、家電量販店でもhonorの販促ではHuaweiという社名を推さず。

ノッチなし、6.95インチ有機ELディスプレイ

 6.95インチというドでかい有機ELディスプレイを搭載。解像度はFHD+(2220×1080)。ベゼルレスですが、画面上部にノッチはありません。

 タブレットのひとつの定義が「7インチ以上」というところなので、ギリギリタブレットじゃないスマホといったところですね。Xperia Z Ultraの後釜にもいいかもしれません。

 指紋認証センサーは背面。イヤホンジャックはなし。

「ゲームに向かないHuawei」の汚名を雪ぐか!?

 Huawei P20 Proやhonor 10と同じく、Huaweiの子会社HiSiliconが製造するKirin 970を採用します。10nm、構成はCortex A73×4 + Cortex A53 ×4のオクタコアプロセッサ。

 Kirinはコスパのよさ、処理性能の高さ、AIといった特徴を持つ一方、3D処理性能は同世代のSnapdragonに劣ります。このため、ゲームにはHuawei機は向きません。

 こうした劣後をHuaweiも認めており、ゲーム時に性能を引き上げるGPU Turbo機能を最新機種にアップデートで提供することによって改善を試みています。このTurbo機能に、honor Note 10も発売当初から対応します。CPUとGPUのパフォーマンスを向上し、大作ゲームを快適にプレイできるとしています。

 さらにゲーミングPCかのごとき液体冷却機構「THE NINE」。9層の放熱層を採用。放熱効率41%向上。温度を10度下げ、ゲーム時の熱による性能低下を防ぐとしています。

スペック

 高性能に相応しい5000mAhの大容量電池を内蔵します。

OS Android 8.1 Oreo + EMUI 8.2
CPU Hisilicon Kirin 970 オクタコア
メモリ 6 / 8 GB
容量 64 / 128 GB
画面 6.95型 2220×1080 OELD
18.5:9
355ppi
カメラ RGB 1600万画素
モノクロ 2400万画素
F / 1.8, 像面位相差AF
インカメラ 1300万画素
電池 5000mAh
5V / 4.5A 急速充電
寸法   177 × 85 ×7.65 mm, 230g
その他  USB C, 背面指紋認証
Dolby Atmos
Wi-Fi 2.4GHz / 5GHz,
NFC, BT4.2, aptX
GPS, GLONASS, 北斗
nanoSIM×2

 デスクトップ風UIで外部モニターに出力する「PCモード」にも対応します。

カラーバリエーション

 Black(幻夜黑)とBlue(幻影蓝)の2色展開。 

価格

 中国市場にて発売。価格は、実行6GBメモリ/64GBストレージのモデルが2799人民元(約4万6千円)、実行6GBメモリ/128GBストレージのモデルが3199人民元(約5万2千円)、実行8GBメモリ/128GBストレージのモデルが3599人民元(約5万9千円)。

情報元Huawei

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