iPhone XS Max を1ヶ月使ったレビュー

掲載日時: 2018/11/05(月) 22:05

Max登場から1ヶ月…

 今年一番の話題といってもいいiPhone XS Max発売より1ヶ月が経ちました。ここで筆者なりの「1ヶ月つかってみた」感想をお送りしたいと思います。

果たしてオーバーサイズなのか?

 とかく話題になりがちな「大きさ」、最早周知の事実かも知れませんが「実は今までのPlusサイズと同等」なのです。

 Plusシリーズ登場からPlusをチョイスし続けている筆者からすれば少し重くなっただけで全然問題ないフィーリングです。

手が小さくても大丈夫?

 片手での操作が難しいなら「設定」→「アクセシリビリティ」→「簡易アクセス」で画面全体を下部に移動させることで指で操作する範囲を実質半分にすることが出来ます。

 敢えて不満を挙げれば、Galaxyシリーズのように画面全体を左右斜め下に移動出来たほうがよりコントローラビリティが向上すると思うのですが…iPhoneのスタイルだと、アプリを起動するともう一度画面を引き下げる作業が必要になってくるうえに、上下に短縮されるだけで左右には短縮されないのでPlusやMaxサイズでは「この機能、ないよりはマシかな」といった感想です。

 そんな筆者は片手で持って片手でポチポチ…といった操作がメインになっています。片手で持って端末を傾けたりすれば片手操作も出来なくはありませんが、落下させまいと両手で扱うことが自然と多くなっています。

どんなことに使ってる?

 さて、1ヶ月使ってみたiPhone XS Maxですが、どのように使っているのか、その感想を紹介したいと思います。

もうソシャゲって言わない?スマホゲー

 そしてすっかり携帯ゲーム機を追いやった感のあるスマホゲーム、筆者も継続的にプレイしているゲームのなかから「FGO」「デレステ」といったゲームの画面を見てみましょう。

 XS MaxでのFGOは額縁、それこそベゼルの存在が気になります。端末はベゼルあり、アプリはベゼルマシマシという本末転倒ぶりです。

 まずは7 PlusでのFGOです。プレイし始めて1年程、この画面に慣れていましたが…

 そしてXSの Maxです。同じスクリーンショットでもこの違いです。ディスプレイが大きいはずのXS Maxの方がキャラが小さく見えてしまって勿体無いディスプレイの使い方をしているように感じます。

 Plusシリーズと比べて戦闘中にキャラの挙動が変なタイミングで重たくなることもありますが致命的なものでもなく、そのあたりは特別マイナスに感じることもありません。そのうちフル画面でスムーズに動くサーヴァントたちを期待したいところです

 変化を感じることが出来たのがデレステです。画面の縦横比が変わっただけだと思っていましたが、単純にでディスプレイサイズが大きくなっているうえにFGOのようにアプリ内でのベゼルが無く想像以上にワイドな感覚を実感しました。スクリーンショットで比較してみましょう。

 iPhone 7 Plusです、3年間慣れ親しんだ画面です。LiPPSというユニットのTulipという曲の一場面です。右手前に宮本フレデリカ、左手奥に速水奏が写っています。

 そしてSX Maxでほぼ同じ場面のスクリーンショットです。ディスプレイが大きくなった分だけアイドルたちもより際立って見えてきます。感覚としてはPlusシリーズのベゼルに隠れていた部分が見えるようになったようなものでMaxのサイズの恩恵を感じることが出来ます。

相変わらず安定のカメラ、てかパノラマってどうなの?

 筆者が日頃から提唱している「本当に優れた道具は使いこなしに技術やコツを必要としない」という条件をクリアし続けているiPhoneのカメラですが、今回も誰が使っても不満の出難くバランスが取れている印象です。

 スマホに詳しくない、もしくは時代の流れで仕方なくスマホを使っているユーザーでもポケットから出してすぐに「どオート」でそれなりに綺麗な写真が撮れるのはiPhoneならではではないでしょうか。 夜景や食品、自撮りを売りにしているスマホもありますが、iPhoneのカメラは最大公約数を押さえているかような優等生ぶりで非常にニクいカメラだと思います。

 そのカメラ機能のなかでもポートレートモードに比べてパノラマモードが取り上げられているところを殆ど見ません。ここではそのパノラマモードにスポットをあててみました。使い方は簡単でガイドラインに合わせてiPhoneを動かすだけです。

 大阪の中心部,JR大阪駅からヨドバシカメラ梅田、阪急百貨店を望む風景です。このようにノーマルでは写しきれない範囲を気軽にショットに収めることが出来ます。

JR大阪駅から…

 次は同じく梅田の阪急電車梅田駅ホームの様子です。時折見ることが出来る、複数の電車が並んで発車していく姿は圧巻です。

阪急電車梅田駅

 JR大阪駅の特徴的な大屋根の下の吹き抜け部を望みます。横にスライドさせる距離を短めにしてみると広角レンズで撮影したようになるのも面白いです。

JR大阪駅

 梅田から少し離れた淀川河川敷のループ状の橋脚を下から撮影してみました。橋のループを強調できていて面白い仕上がりです。

ループ橋のループを強調してみた

 阪神電車武庫川駅の踏切からの風景です。川の上に掛かった橋のような全国的にも珍しい形態の駅です。非常に奥行きを感じる一枚です。

武庫川駅にて

とどのつまりはSNS

 当然といえば当然ですが、端末が新しくなったからといってもメインの用途に変わりはありません。そう、Twitterです。  

 どれだけ独創的な機能や高性能なカメラを搭載した機種であっても、することはラーメンをはじめとした食べ物を撮影してSNSに投稿することがメインになってしまいます。どTwitter、Instagram…といった用途は代わり映えしませんが、常日頃利用しているサービスを最新機種で楽しむのも最新機種購入の喜びのひとつといってもいいのではないでしょうか。

まとめ : 長く愛用できる良機

 個人的な好みもあると思いますが、筆者はiOS端末だけでなく、Android端末も使用していて「みんな違ってみんな良い」といった感じでどの端末も愛おしく感じています。その中でもメイン端末になっているiPhone XS Max、大きさはPlusから馴れているので違和感はなし、各種機能も安定、安心の平均点の高さを感じます。今後もニッチな機能もひっくるめて付き合っていきたいと思います。端末に対する愛、まさに愛Phoneかも知れません。

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