DJI Osmo Action到着!取り急ぎ開封レビュー

掲載日時: 2019/05/17(金) 20:05

 中国DJIが、新たに発表したアクションカメラ「DJI Osmo Action」。細かいスペックなどについてはこちらの記事を。

 筆者は早速購入し、先程Osmo Actionが到着しましたので、取り急ぎ開封レビューを行っていきます。

開封

 パッケージは中身が見えないシンプルなタイプ。GoProは中身が見えるパッケージなので、開けるワクワク感はDJIのほうがあるかな?と思います。

 内容物は以下の通り。DJI Osmo Action本体、フレーム、バッテリー、バッテリーケース、マウントネジ、マウントアダプタ、USB Type-Cケーブルと最低限の構成。

 では本体を確認していきます。まずは正面。今までのアクションカメラにはなかった正面ディスプレイが新鮮です。

 背面は大きなディスプレイがあるのみ。こちらはタッチパネル式の操作になっています。

 側面にはUSB Type-CポートとmicroSDスロットが同じ場所に用意されています。上にあるのがQS(クイックスイッチ)ボタン。様々な機能を割り当てることができるそうです。

 下部はバッテリーを装着することができます。GoProと違い、バッテリーと下部の蓋が一体になっているので、バッテリーを装着し忘れた……という事故が減るはず。ただ、管理はちょっと面倒な気がします。

GoPro HERO7 Blackと比較

 GoPro HERO7 Blackと比較していきます。サイズ感はほぼ同じ。GoProのフロントディスプレイはモノクロで撮影情報のみ表示するので、Osmo Actionに慣れてしまうとちょっとさみしく感じます。

 背面を比較します。GoProのディスプレイは4:3と16:9のコンテンツを表示しやすくする比率ですが、Osmo Actionは16:9のディスプレイを採用。コンテンツが画面いっぱいに広がりかなり見やすく感じます。

 側面のポートの位置はほぼ同じ。Osmo ActionにはQSボタンがありますがGoProにそのようなボタンはありません。また、ポートではGoProにはmicroHDMIがありますが、Osmo Actionにはなし、とお互い微妙な差が存在します。

 GoProは上部に録画ボタンのみでシンプルな構成。かわりに電源ボタンが側面にあります。Osmo Actionは上部に電源ボタンと録画ボタンがあり、慣れないと間違えて録画ボタンを何回か押してしまいました。

使用感

 タッチパネルの操作感はOsmo Actionの圧勝です。比較の写真を撮影しているときにGoPro HERO7 Blackでプレビューを表示しようとしても、表示されず別の操作になったりと、思い通りの操作が行きませんでしたが、Osmo Actionではしっかり思ったとおりに操作が行えます。これだけでもかなりポイント高め。

 そして動画をプレビューしているときもシークバーの操作が思い通りにいき、これ!これだよ!欲しかったのはこの操作感だよ!と一人感動していました。

 改めてになりますが、フロントディスプレイは表示のみでタッチ操作は非対応、フロントディスプレイに切り替えるにはQSボタンを長押しするか、背面のディスプレイを2本指でダブルタップします。切り替えもスムーズで個人的にはノープロブレム。ただ、撮影中に切り替えることはできず、毎回録画が止まるのはちょっと残念なポイントかなと思います。

 レンズ部分は簡単に着脱が行えます。昨日行われた国内向け発表会では交換式のNDフィルターが用意されていたようで、個人的にはかなりポイント高め。GoProではNDフィルターは販売されておらず、社外品のNDフィルターを使用していました。しかも、GoProのレンズキャップは固く外しにくかったので、この点もOsmo Actionを高く評価したいところ。

 マウントはGoProのマウントと互換性があるので、このようにGoPro純正のアクセサリーも利用することができます。見た目もあまり違和感がないのが少し面白いところ。

 また、充電しながらの使用、録画も問題なく行えることが確認できました。モバイルバッテリーなどと組み合わせて使えば長時間録画も可能です。

注意点

 Osmo ActionはDJI Mimoアプリにつなぐことでスマートフォンをモニター代わりに利用したり、リモートで録画を開始したりする機能が提供されています。筆者も届く前にMimoアプリをダウンロードしておき、当日すぐアクティベーションできるようにしていたのですが、Osmo Actionが接続できないという状況に遭遇しました。

 本日付でアップデートがあったようで、これによりOsmo Actionに無事接続できるようになりました。ですので、もし接続できない・動作がおかしいという状況になったらアップデートがないかどうか、デバイスを再起動しても変わらないか確認しましょう。

次回

 さて、取り急ぎ開封レビューを行いました。まだ開けて軽く触っただけですが、すごく評価高いです。操作感はGoPro以上で間違いないです。スマートフォンアプリ、DJI Mimoとの接続も安定していました。

 次回、GoPro HERO7 Blackと比較したレビューを掲載できたらと思います。

 

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