モトローラ、大型カメラセンサー搭載の旗艦スマホの発表を予告

　モトローラは中国にて、かねてより噂されていたフラッグシップスマホの「Motorola moto X30 Pro」の発表を予告しました。すでに巨大なカメラセンサーを備えることなどがティザー画像により伝えられています。

　Weiboに投稿された画像では、moto X30 Proがスマホとしてはかなり大型である1/1.22インチセンサーを備えていることをアピール。これまでのリークによれば、コードネームFrontier改めmoto X30 Proでは、2億画素センサーの「ISOCELL HP1」を備えることが伝えられており、スマホとしては過去最高の画素数を誇ります。

　その他、最新かつ最高峰のSoCとなるSnapdragon 8+ Gen1を搭載し、4500mAhのバッテリーを備え有線による125Wでの充電や50Wでのワイヤレス充電に対応すると伝えられています。事実であればモトローラ製スマホとしては最速を更新。低迷期から抜け出しつつあるモトローラの変革を象徴するデバイスになると期待されています。

　モトローラは20年ほど前、薄型で未来的なデザインが特徴の「RAZR」など、魅力的な携帯電話を多数販売し高いシェアを誇っていましたが、携帯電話事業が不振に陥った後は紆余曲折ありLenovoに買収され、低価格スマホを販売していました。しかし近年ではLGのスマホ事業撤退なども手伝い、生まれの地であるアメリカでのスマホシェアは3位に返り咲くなど、復権の動きが見えています。モトローラは日本でも積極的に多くの端末を販売していることもあり、今後がかなり楽しみです。