GPD WIN Max 2 日本投入決定!ゲームプレイが超快適な10.1型モンスター

掲載日時: 2022/08/17(水) 10:01

 株式会社天空は、GPD社の最新パソコン「GPD WIN Max2」を正式発表しました。本日よりハイビームオンラインストアでも予約を受け付けます。

 GPD WIN Maxと同等サイズを維持しながらも、狭額縁化によって10.1型液晶(解像度2560×1600)を搭載します。

手前が前モデル。ベゼルが全然違う

 RDNA2 アーキテクチャを採⽤したRyzen 7 6800U、LPDDR5-6400MTのメインメモリ、⾼速なPCI4.0 SSDを搭載することで、AAAゲームをFHDでも快適に動かせると謳います。

 AAAタイトルもプレイできるとしていますが、この手の小型機でプレイできると言っても、画質をかなり抑えたり低フレームレートだったりするわけで、それじゃあわざわざ重いゲームはやらないでおこうかなと個人的には思うのですが……本機は違います。

 ゲームプレイを始めてみると「おおっ!」と唸ります。両手でゲーム機を持つように保持して没頭する10.1型画面。大きな迫力を感じます。操作系のフィーリングも良好です。

 Forza Horizon 5。これだけの大画面でHD以下の低解像度で表示すれば粗が目立ってプレイ体験は最悪ですが、解像度はしっかり1920×1200、各画質設定は中程度で非常に快適に動作。それでいて特に目立った遅延もなく60Hzに近いフレームレートを維持。迫力満点です。しかも内蔵の4チャンネルスピーカーもかなり臨場感を高めてくれます。

 ただの10.1型PCとして使えて、いざという時だけゲーム機スタイルに変形するのが最高です。

 タッチパネルは10点マルチタッチでSurface互換ペン対応。電源ボタンは指紋認証センサー内蔵。UMPCにありがちな独特配列の微妙なキーボードではなく、普通に打ちやすいキーボードとなっているのが嬉しいですね。生産性用途にもバッチリです。

 200万画素WEBカメラも内蔵。

 重量は約1.03kg。純粋な生産性用途なら1kgを切るノートPCの選択肢がVAIO、FCCL、NECにあるので本機は選択肢にならないでしょうが、ゲームをプレイするなら本機は有力です。むしろ「ノートPC+携帯ゲーミングPC」の2台を持ち歩くのから解放される本機は、鞄の荷物を軽くすらできるだけの可能性を秘めているかもしれませんね。

 国内発表会にはGPDのWade社長が質疑応答にこたえる場面もありました。

 電池持続時間はメーカー計測にてTDP15Wの通常利用で最⼤14時間。100W PD急速充電対応により20分で50%まで充電が可能。XiaomiのノートPCと同じものを使っており認証も揃えており、急速充電の安全性や信頼性には自信があるといいます。

 なおIntel版はクラウドファンディングにてAMDの1%の注文しかなかったためキャンセルになったとのこと。

 Wi-Fi6やBT5.2に対応。GPDは長らく否定的だったモバイルネットワークにも、ユーザーからの強い要望に応えて対応可能に。対応バンドは以下の通り。

 GPD WIN Max2 天空オリジナルパッケージは2022年10月末出荷予定。早期予約でオリジナルケースをプレゼント。価格は以下の通り。記事中全て税込み。国内保証1年間。

2022年8月23日21時23分株式会社天空は価格改定を発表。

RAM16GB / 1TB SSD:
改定前価格:167,400円(税込)
改定後価格:163,400円(税込)

RAM32GB / 2TB SSD:
改定前価格:185,900円(税込)
改定後価格:207,000円(税込)
——————–

GPD WIN Max 2専用 1TB SSD 増設用
https://gpd-direct.jp/collections/all_item/products/gpd-win-max2-1tb-ssd

改定前価格:32,700円(税込)
改定後価格:27,800円(税込)

 なおWade社長は、年末にはGPD Win4も登場予定であるとし、日本の様々なユーザーに満足してもらえると幸いとコメントしました。

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