Motorola Edge 40発表、68W急速充電に167g軽量ボディ

　Motorolaは、アッパーミドルクラスに属するスマートフォン「motorola edge 40」を発表しました。5G対応スマホとして世界最薄・最軽量を実現した先代からかなり重たくなっていますが、バランスよくスペックアップを行っています。

　motorola edge 40のSoCはDimensity 8020。Dimensity 8000といえば、Snapdragon 870を超える性能良好なチップですが、Dimensity 8020は2年前の「Dimensity 1100」のリネーム品。Snapdragon 7 Gen1より若干高性能というレベルです。メモリは8GB、ストレージは128/256GB。

　ディスプレイは6.55インチの有機ELフルHD+(2400×1080)。先代の6.5インチより若干大型化しました。エッジディスプレイを採用し、持ちやすさをアピールしています。リフレッシュレートは144Hz、最大輝度は1200nits。

　インカメラは比較的高精細な3200万画素。上部中央にパンチホールが配置されている、オーソドックスなタイプです。

　カメラは2眼。5000万画素の1/1.55型センサーと1300万画素の超広角という構成です。先代モデルでは、いずれも5000万画素の広角と超広角に、200万画素のマクロという構成でしたが、数合わせ程度であまり意味のないマクロレンズを外しています。

　バッテリーは4400mAhで、68Wの急速充電に対応。先代の33Wから2倍以上の速度を実現しています。また、新たに15Wのワイヤレス充電をサポートします。

　本体色はブラック、グリーン、ブルーの3色。うち、ブラックとグリーンはレザーのような質感。

　画面内指紋認証やNFCを備え、Wi-Fi 6EやBluetooth 5.2・Bluetooth LEに対応。SIMスロットは2つ、うち1つはeSIMと排他。本体はIP68規格の防水防塵に対応。1.5mの水槽に30分沈めることができる防水性能を持ちます。

　8/256GBモデルの価格は550ユーロ(8万3000円)から。ヨーロッパ市場では256GBのみの取り扱いとなります。