スミーレ 
Googleは4月10日（現地時間）、Pixelシリーズに搭載している「編集マジック」「消しゴムマジック」などの写真編集機能について、5月15日以降、Pixelシリーズ以外の機種にも順次無料開放すると発表しました。iPhone、Androidのどちらも、Googleフォトアプリから各機能を使えるようになります。
今回、無料開放が発表された機能は、「編集マジック」「ボケ補正」「ポートレートライト」「消しゴムマジック」の4つ。すでに有料機能として非Pixel機にも開放されている消しゴムマジックについては、事実上の値下げです。
ただし、最新機能の編集マジックについては、無料プランのみ毎月の保存回数が10回までに制限されるとのこと。制限を回避するにはPixelシリーズから編集マジックを使うか、月額1300円のGoogle Oneプレミアムプランへの加入が必須となります。
Pixelシリーズの売上への影響も考慮すると、Googleとしては、全機能の完全無料化は避けたかったということでしょう。
対応OSはAndroid 8.0以降またはiOS 15以降。最低システム要件はOSや機能により異なりますが、Androidの場合は4GBの実行メモリと64bitのSoCを搭載したデバイスなら、前述の4機能すべてに対応可能です。
iOSの場合はボケ補正のみ6GBの実行メモリを要求されますが、それ以外の3機能についてはAndroid同様、4GB以上の実行メモリと64bitのSoCを搭載するデバイスであれば問題ありません。
余談ですが、各機能の無料開放が始まる5月15日は、Googleの開発者向けイベント「Google I/O 2024」の翌日にあたります。両者の日程が連続していることは、単なる偶然なのでしょうか？
