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サムスン、「巻き取り式スマホ」を開発中?2028年前半投入目標か

 巻き取りGalaxy出る?

 Samsungが、本体から画面を引き出す巻き取り式スマホを開発していると伝えられています。目標とする投入時期は2028年前半とされ、初代Galaxy Foldが2019年に登場したことを踏まえると、初代から約9年後の節目にあたります。

 この件は韓国メディアのMoney Todayが報じ、SamMobileやAndroid Authorityが伝えています。報道によると、Samsung Displayは巻き取り式の有機ELパネルを、スマホ部門(Samsung MX)へ供給する方向で協議しているとのことです。

 肝心の画面は、収納時に本体の内側へ巻き込まれ、広げたいときに外側へ引き出される仕組みになるとみられます。Omdiaの予測として、展開時に10型の有機EL、アスペクト比16:9、画素密度440.6ppiという数字が伝えられています。つまり、普段はコンパクトなまま持ち歩けて、動画を見たり作業したりするときだけタブレット級の大画面になる、という発想です。

 製品名については「Galaxy Z Slide」または「Z Slide」などと噂されています。

 なお、Money Todayによると、Samsung Electronicsの関係者は「社内では2028年前半の発売を目標に巻き取り式スマホを開発しており、Samsung Displayのパネルが採用される可能性が高い」と語ったといいます。

 Samsungにとって、巻き取り式は急に湧いた話ではありません。Samsung DisplayはCES 2023で折りたたみとスライドを組み合わせた「Flex Hybrid」を披露し、同年のSID Display Week 2023では、縦方向の長さが49mmから254.4mmへ5倍以上に伸びる「Rollable Flex」も公開しています。技術デモ自体は、何年も前から積み重ねられてきたわけです。

サムスン、「巻き取り式スマホ」を開発中?2028年前半投入目標か

2023年サムスン展示 画像出典:Samsung Display

 ただし、技術デモと量産品の間には、まだ距離があります。何度も巻き取りを繰り返してもパネルが耐えるか、明るさや色の正確さを保てるか、機構として長く壊れないかが越えるべき壁。

 LGのローラブルは早すぎたのか、それともやはり本質的に難しいのか?巻き取りスマホが「畳む」の次の当たり前になるのか、見届けたいところです。

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