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サムスン、次世代の新機軸「有機ELスライドフォン」を限定展示か。

 早くも「Fold」「折り畳み」は過去のものに?

 韓国メディアETNewsは、業界筋を情報源として、Samsung Displayがフォルダブルに続く次世代のフォームファクタとして、有機ELを用いた「スライドフォン」を想定していると報じました。米ラスベガスで開催中のCES2020で、顧客向けに限定展示するとのこと。

 「スライド」では、有機ELパネルが機器の中に巻き込まれており、ボタンを押すと画面がスライドするように出てくるとのこと。例えば6インチの画面が、8インチに拡大できるとのこと。

 既存の折り畳みスマホは折り目に跡がつく問題がありますが、スライド方式ではそこを解消できるため、次世代の技術であると業界関係者は述べています。

 Samsungもこの技術を着実に研究開発しており、スライドフォンの構造の特許を出願しているといいます。ディスプレイ部門の技術を活かしてGalaxyへの採用も検討されているとみて然るべきでしょう。

(サムスン電子の特許を元にLetsGoDigitalが作成)

 Samsung Displayがスライドパネルをいつ商品化するかは不明。業界内では、商用化のための技術成熟に2~3年の時間を要するとの見方があると、ETnewsは記事を締めました。

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