
年内候補のカメラ付きAirPods。
カメラ内蔵AirPodsの一案が2026年内に登場する可能性があると、BloombergのMark Gurman氏が報じました。
同氏は経済誌のApple関連スクープ記者という立ち位置なので、玉石混交の凡百のリーカーとは一線を画し、情報精度の高さに定評があります。
それによると、カメラ内蔵AirPodsとみられる開発コード名「B790」はiOS 27 beta 2のコード内で参照が見つかっています。Appleの社内ロードマップでは、早ければ2026年内の登場候補とのこと。
ちなみにBloombergが5月に伝えたカメラ付きAirPodsの試作機は、内蔵カメラで周囲を捉え、利用者へ情報を伝えるというものでした。おそらくAppleのAI機能の「Visual Intelligence」への活用を想定しているとみられます。
この試作機とB790が完全に同じものかは判然としませんが、AppleのVisual Intelligenceでは、対応するiPhoneで物や場所を調べたり、文字を翻訳・要約したりできます。もしこれに対応したカメラ搭載イヤホンが出るとすれば、スマホを構えずに周囲の状況が耳から把握できる形に。見慣れない土地、海外渡航時などにひょっとすると便利かもしれませんね。
もう一方の開発コード名「B798」は、当初予定されていた2026年から2027年へ延期されたとBloombergは伝えています。B790との違いや、Appleが両方を商品化するかは不明。
結局のところAIというのは、いかに文脈、情報を食わせるかによって精度や利便性が変わります。そのためにはいかに身体にセンサーを付けさせるかが重要です。その点、Appleはハードもソフトもエコシステムも自社で持ったうえで、スマホだけではなくイヤホンや腕時計まで既につけさせているのが強いなと思います。
そしてそのAIに個人の情報を片っ端から与える「気持ち悪さ」を、プライバシー重視のブランドで突破できる信用力があります。「今現時点でのApple Intelligenceのショボさ」と、「今後のAI戦略におけるAppleの強力な優位性」は両立します。
そんなAppleのカメラ内蔵イヤホンは、否応なしに気になります。実際に出たら是非とも使ってみたいですね。











