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povo「180日ルール」、文書と公式の不一致で物議。

povo「180日ルール」、文書と公式の不一致で物議。

 KDDIのオンラインブランド「povo2.0」の「180日ルール」をめぐり、正式文書と公式FAQ・サポートの説明が食い違っており、物議を醸しています。

 2026年7月31日付で記載が改められた「ベースプラン」提供条件書などを文字どおり読むと、365日間の長期トッピングの有効期限が残っていても、購入日が直近180日間から外れた後は利用停止の対象になり得るように読めます。

 一方、povoサポート公式Xは、従来どおりトッピングの有効期限終了後から180日であり、条件に変更はないと案内しています。いったいどういうことなのか?

「直近180日の購入実績」と読める

 povo2.0は基本料金0円で維持できますが、一定期間に有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除の対象となることがあります。

 公式FAQでは、購入した有料トッピングがすべて失効し、いずれも未適用となった日の翌日から180日間、新たな購入がなければ利用停止の対象になると説明しています。つまり、長期トッピングの有効期限が残っている間は、未購入期間を数えないという扱いです。

 ところが、現在の「重要事項説明」「povo2.0サービスの詳細」「ベースプラン提供条件書」では、SIMを有効化して180日が経過した後、各日から遡った180日間に有料トッピングの購入がなければ、順次利用停止すると記載されています。

 これらの主文には、長期トッピングの有効期限が残っている間は判定を猶予するとの記載がありません。そのため、365日間トッピングを一度だけ購入した場合、購入日が直近180日間から外れた後は、有効期限が約半分残っていても利用停止の対象になり得るように読めます。

FAQと公式Xは従来どおりの説明

 一方の公式FAQは、未購入期間の起算日を購入日ではなく「すべての有料トッピングの有効期限が切れた日の翌日」と明記しています。180日間や365日間のトッピングを利用している間はカウントされないとし、2026年6月1日に購入した365日間トッピングなら、2027年6月2日から数え始めるという例も掲載しています。

 7月31日の提供条件書改版後となる8月4日公開の別のFAQでも、povoガチャや少額の有料トッピングを購入すれば、180日間未購入による利用停止の対象外になると案内しています。ただし、povoガチャなどでは、購入時に即時適用されるデータの有効期限後から未購入期間を数えるとしています。

 さらに、povoサポート公式Xも8月18日、従来どおり購入したデータトッピングの有効期限終了後から180日であり、条件に変更はないと回答しました。この案内に従えば、365日間トッピングの有効期限が残っている間は、購入から180日が経過しても未購入期間のカウントは始まりません。

停止までの流れと対象外条件

 いくら公式が主張する解釈や運用が、現時点では利用者本位だとしても、文字どおり読めば利用者の懸念が生じるのは当然という文言になっているのも否定はできません。利用者が条件を一義的に判断できるよう、povoは公式文書を修正することが望ましいと思います。

 なお、180日間の未購入期間に該当しても、直ちに契約を解除されるわけではありません。対象者にはメールまたはSMSで事前に通知したうえで、まず利用停止となります。通知は見逃さないようにしましょう。

 また、利用停止後も30日間、有料トッピングの購入などがなければ、順次契約を解除されます。

 また、通話+データプランでは、判定対象となる180日間の国内通話料、国内SMS利用料、その他の所定の従量料金の合計が税込660円を超えている場合、180日ルールでの解約の対象外となります。

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