
KDDIは11月5日、「au自転車サポート」の顧客情報の一部が外部へ漏えいした可能性があると発表しました。自転車ロードサービスなどを委託している株式会社プレステージ・コアソリューション(PCS)の業務システムが、不正アクセスを受けたためです。
KDDIは11月2日、PCSからの報告を受けて事態を把握。自転車ロードサービスの受付や手配に必要な顧客情報の取り扱いを同社に委託していましたが、漏えいした可能性のある件数や項目などの影響範囲はPCSが調査中とのことです。対象の利用者には、順次個別に案内するとしています。
一方、KDDIからPCSに渡している情報には、パスワードやクレジットカード情報、口座情報、運転免許証などの本人確認情報は含まれていないとのこと。
また、今回の不正アクセスはPCSの業務システムに対するもので、KDDIの通信やサービスの設備には影響がありません。現時点で不正利用などの二次被害も確認されていないとしています。
PCSの親会社であるプレステージ・インターナショナルは11月2日、この不正アクセスを公表しました。同社によると、10月29日に業務システムへの不正アクセスを検知して認証情報の無効化などを実施。しかしその後も不正アクセスが続いたため、翌30日にシステムを停止したとのことです。
持ち出されたのは、PCSが取引先企業から受託しているロードサービスなどの受付・手配に使うシステムの情報です。件数は重複を含めて最大約550万件にのぼります。
ここには、ロードサービスを利用した人の氏名、住所、電話番号、メールアドレス、車両の登録番号や車台番号、事故や故障の受付に関する情報、一部の金融機関口座情報が含まれます。クレジットカード情報の漏えいは確認されていないとしています。
加えて、同じくPCSへロードサービスを委託しているソニー損保も11月2日、不正アクセスの報告を受けたと告知しました。影響の可能性があるのは、同社がPCSに委託したロードサービスの案件としています。
KDDIは、利用者の電話番号に不審なSMSや電話が届く恐れがあるとして注意を呼びかけています。同社がパスワードや暗証番号を尋ねることはないとのこと。問い合わせ窓口はKDDIお客さまセンターで、auの携帯電話からは157、一般電話からは0077-7-111(午前9時〜午後8時)で受け付けています。
KDDIの分は件数も対象項目もまだ公表されていません。当面はKDDIやロードサービス、保険会社を名乗る連絡が届いても、慌てずに対処することが大切です。











