
折りたたみの「iPhone Duo」では、発売直後からヒンジに沿って内側の画面が割れたという報告が相次ぎました。Appleは少数の端末で問題が起きていると認めたものの、その声明では原因に触れていません。
その原因について、中国のリーカーKang氏は11月7日、ヒンジの問題はほぼ解明されたとWeiboに投稿。同氏によると、供給元2社のうち1社の部材に問題があり、ヒンジの設計自体の問題ではないとのことです。
もっとも、同氏は投稿の冒頭で、独自の情報としつつ「見ておくくらいでいい。最終的な参考にはしないでほしい」と断っています。
また、Appleはシリアル番号で問題の端末を特定できるものの、対応するかどうかは分からないとしています。同氏は、シリアル番号で照会できるようにすれば利用者は少し安心できるとし、照会を公開せずに壊れてから交換するだけなら「あまり体面がよくない」と指摘。
この投稿については、Ice Universe氏も同じ11月7日にXで画像付きで紹介しています。
The mystery behind the iPhone Duo’s hinge issues may finally be solved. According to Chinese tech insider Kang, the issue has reportedly been traced to defective materials from one of Apple’s two hinge suppliers, rather than a fundamental design flaw. Apple can reportedly identify affected devices through their serial numbers. The big question now: Will Apple publicly identify the affected batches and offer replacements? pic.x.com/5xHSOoTJF1
— Ice Universe (@UniverseIce) November 7, 2026
一方、Kang氏は2社の社名を挙げていません。韓国のTheElecによると、折りたたみの動きを担う外部ヒンジはShin Zu ShingとAmphenolが供給し、画面の下で支える内部ヒンジは韓国のFine M-Tecが供給しているとされます。
そのFine M-Tecは自社部品の欠陥ではないとの声明を発表。しかし、Kang氏の言う2社がどこを指すのかは明らかになっていません。
同じくTheElecによると、部品の加工や組み立てに原因があれば工程の改善で解決できる一方、ヒンジの構造そのものに問題があれば設計の変更が必要になるかもしれないとのことです。つまり、Kang氏の話が事実なら、設計の変更までは要らない可能性があります。
現在、Appleは利用者に対し、問題が起きたらAppleCareへ連絡して交換を受けるよう案内しています。Macworldによると、同社は店舗向けに診断の案内を出したものの、正式な修理プログラムは発表していません。
個人的に引っかかるのは、話が事実だとしても、自分の端末がどちらの部材を使っているのかは買った人には分からない点です。Kang氏本人が断りを入れている話なので、このまま信じるわけにはいきません。とはいえ、もしAppleが本当にシリアル番号で該当端末を判定できるのなら、壊れるのを待たせるのではなく、調べられる窓口を用意して欲しいところです。











