スマホで「オンラインFPS」が楽しめる!超本格戦争ゲーム「モダンコンバット」シリーズの魅力。

掲載日時: 2013/02/17(日) 11:50

 ホント、戦争は地獄だぜ-!フゥハハハァー!!

 iOS用のTPSゲーム「ブラザーインアームズ」で、2008年ベストゲーム大賞を欲しいままにした仏Gameloft(ゲームロフト)社。


(Brothers In Arms : Hour of Heroes)

 そのGameloftが2009年、満を持して世に送り出したのが、スマートフォン向けのFPS「Modern Combat(モダンコンバット)」シリーズです。

 シリーズとして、以下のタイトルがリリースされてきました。iOSおよびAndroid向けに配信されているシェアウェアです。(一部タイトルはBlackBerry, SAMSUNG Bada, Palm WebOSにも配信されていました)

 Modern Combat(以下、MC)シリーズはFPS(一人称視点のシューティングゲーム)です。洋ゲーが好きな人にはお馴染みですね。

 要は「ニンテンドー64のゴールデンアイみたいなやつ」です。グラフィックはスマホとは思えないぐらい進化しています。基本的に、目標をセンターに入れてスイッチするゲームです。


(MC3 キャンペーンモード)

 Quakeなどのスポーツ系とは違い、CoDやBF寄りのリアル系FPS。ていうか元々はCoDのパチモンと紙一重のゲームなので、CoD MW2を遊んだ人なら既視感バリバリ間違いなしです。

 MCシリーズの特徴として、取るに足らないストーリーがあります。


(MC3 オープニングムービー)

 1作目から3作目までのストーリーを、それぞれ説明すると「テロリストを倒せ!」「テロリストの残党を倒せ!」「テロリストがアメリカ本土に攻めてきた、倒せ!」という内容。説明が一瞬で終わります。とりあえず倒しとけば間違いないですね。CoDの爪の垢でも煎じて飲ませたいぐらい、ストーリーが薄っぺらいので気が楽です。

 アメリカ人って本土侵攻への恐怖感が強いですからね、「FREEDOM FIGHTERS」や「HOME FRONT」も同じような題材でした。

 いや、ストーリーじゃないんだ、とにかくスマホでいつでもどこでも撃てればなんでもいいんだ、こまけぇこたぁいいんだよ!トリガーハッピー!

 ストーリーなんてオマケです、偉い人にはそれがわからんのですよ。なんてったってMCのキモは「オンライン対戦」なんですからね。

 MC初代では4対4のオンライン対戦を実現して、それだけでも十分衝撃的でしたが、MC3では12人同時対戦ができるようになりました!


(MC3 オンライン対戦)

 どんどん機能も増えてきて、お祭り状態です。ただ銃を撃つだけではありません。ラップトップガンを設置したり、衛星スキャンや航空支援を要請したり、様々な方法を駆使して敵をやっつけましょう。

 自分好みの装備をチョイスすることも可能です。GooglePlayやAppStoreの課金の仕組みを利用してゲーム内通貨を購入し、それで武器を購入、改造していくというスタイルです。

 ここまではMC3で紹介してきましたが、ここからは最新作 MC4のスクリーンショットです。


(昨年末リリースされた最新作MC4 武器庫でカスタマイズする様子)

 iPhone5の解像度にも対応。どんどんグラフィックが綺麗になってきています。なかなかスマートフォンのGPUをバリバリ使うシーンって、正直これぐらいしか思いつきません。

(MC4 オンライン対戦)

 こんな感じのゲームがMCシリーズです。お値段は現在600円~650円くらい。たくさんのプレイヤーが同時に、様々な対戦をできるのが最高に楽しいですよ!

 

 ……とはいえ、自分は2012年、ほとんどこうした洋ゲーをスマホでプレイすることはありませんでした。

 なぜなら国内販売のAndroid端末は、そもそもGooglePlayでMCシリーズが表示されないということがよくありました。自分の端末はスペック要件を満たしているにも関わらず、ダウンロードすらできなかったのです。

 というのも、推測ではありますが、こうした洋ゲーがdocomoやKDDIの公式サイトで、個別に販売がなされていたことによるものだと思います。日本のユーザーは、通信事業者の独自ストアで買ってくれという思惑があったのでしょう。

 ところが、キャリアの審査に時間がかかっていたのでしょうか。MC3が最新で盛り上がっている時には、キャリアのストアにはMC2しかない!、というような状態でした。キャリア端末では、旧作しか遊べなかったのです。しかもGooglePlayで購入済みでも、キャリアストアでもう一度購入し直さないといけなかったり。

 でもオンラインゲームって今が旬なので、最新ゲームが買えないと意味ないんですよね。ストーリーには期待していない以上、オンライン対戦が過疎ってる旧作を買ってもあまり意味が無いので。

 そういうわけで、昨年は仕方なくiPhone版に課金してプレイしていました。画面が小さいので、個人的にはプレイしづらかったです。

 ところが、どういうわけでしょう。今年の春モデル、XPERIA Zからは普通にMCシリーズがGoogle Playに表示されるじゃありませんか!

 ありがとう、ゲームロフト!さよなら、キャリア独自マーケット!


(???『ゲームロフトの倒し方、知らないでしょ? オレらはもう知ってますよ』)

 というわけで、これからMC4をガッツリ遊びつつ、本作のさらなる魅力をお伝えしていこうと思います♪(次号へ続く)

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