realme、スナドラ8s Gen 3搭載スマホ「realme GT 6」発表。7＋Gen3搭載の「6T」も

　realmeは、インドなどで「realme GT 6」および「realme GT 6T」を発表しました。いずれも中国ですでに販売中の「realme GT Neo6」と「realme GT Neo6 SE」のグローバル版ともいうべきモデルです。

　realme GTシリーズはグローバル市場におけるrealmeのフラッグシップという立ち位置であり、性能も他モデルと比べて高めになっています。

　realme GT 6はSoCにSnapdragon 8s Gen 3を採用。最新世代のAI性能をアピールしています。メモリは8GBから16GB、ストレージは256GBもしくは512GB。

　ディスプレイは6.78型の有機ELで、解像度は2780×1264と、フルHDよりも少しだけ精細です。画面端が緩く湾曲するエッジディスプレイを採用。リフレッシュレートは最大120Hzですが、1Hzから120Hzまでの可変リフレッシュレートに対応し、電力消費を抑えます。

　「世界で最も明るいディスプレイ」を謳う、6000nitでの局所的な最大輝度をアピールします。太陽光の下など、輝度が強く要求される場面での最大輝度は1600nitとなっています。

　カメラは強力な仕様で、メインには5000万画素のLYT-808を搭載。OnePlus 12にも搭載されているセンサーで、1型センサーに匹敵する暗所撮影機能を謳います。また、OIS（光学式手振れ補正)も備えます。

　ほかのカメラは超広角と望遠で、解像度とセンサーサイズはそれぞれ800万画素・1/4型、5000万画素・1/2.8型と、メインほど強力な仕様ではありません。インカメラは3200万画素。

　バッテリー容量は大きく5500mAh。120W急速充電に対応し、10分で50%までの充電が行えるとします。また、1600回の充電サイクルを経ても、新品の80％の容量を保てることもアピールします。

　本体色はグリーンとシルバーの2色。基本はマットな質感ながら、カメラ周りだけ光沢のある色遣いに目を引きます。

　realme GT 6TはGT 6の下位モデルに当たりますが、大きな違いは搭載するSoCとカメラの2点のみ。

　realme GT 6TはSnapdragon 7+ Gen 3を搭載。AQUOS R9が搭載していることで有名で、よほど重たいゲームをプレイしなければ困ることはまずありません。「”8 Gen 3 Lite”をご紹介します」と、7+ Gen 3のパフォーマンスをとても高く評価しています。

　カメラもコストカットが図られており、GT 6がLYT-808を搭載していたのに比べて、GT 6TはLYT-600を搭載。しかし、OIS＝光学手ブレ補正はしっかり搭載。

　また望遠カメラは搭載しておらず、800万画素超広角を合わせた2眼構成です。デュアルカメラとなった代わりに、空いたスペースにLEDフラッシュを追加で仕込んでいるのが面白いです。インカメラは変わらず3200万画素。

　メモリとストレージの構成も異なり、メモリは8/12GBのみ、ストレージは128GB/256GB/512GBから選択できます。本体色は変わらずグリーンとシルバーの2色。

　realme GT 6の価格は4万999ルピー(7万8100円)から4万4999ルピー(8万6000円)で、realme GT 6Tは3万999ルピー(5万9200円)から3万999ルピー(7万6500円)となっています。

情報元realme

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