會原 
米国価格表記は699.99ドル(税別)だけど……。
SIEは、PlayStation 5 Pro（PS5 Pro）を正式発表しました。発売日は11月7日。希望小売価格は11万9980円（消費税込み）。予約受付は9月30日午前10時より順次開始予定。
GPUのアップグレードにより、現行PS5と比較してコンピュートユニット数が67%増加し、GPUメモリも28%高速化。これによりゲームのレンダリング速度が最大45%向上するとのこと。
さらにレイトレーシングが進化し、光の反射や屈折表現がより豊かに。現行PS5と比べて2〜3倍の速度で光線を投射できるようになるそうです。
また、AIによる解像感向上技術「PlayStation スペクトルスーパーレゾリューション(PSSR)」を新たに導入、鮮明なビジュアルにアップスケーリングを謳います。
PS5 Proは8500以上のPS4ゲームとの互換性も備えています。「PS5 Proゲームブースト」機能により、対応するPS5およびPS4ゲームのパフォーマンスが向上する場合があるとのことです。
最新の無線通信規格Wi-Fi 7にも対応。VRR(可変リフレッシュレート)や8K解像度でのゲームプレイにも対応するとしています。
PS4 Proが399ドルで当時としてもかなり安かったので、それを知っていると、699.99ドルというのはかなり高く感じますね。
それでも最新スマホiPhone 16無印が799ドル、それより100ドル安くて超高画質のゲーム体験ができるならアリでは？と思う人も結構いると思います。もし1ドル115円レートなら8万円、税金を考えても8万8千円となります。
しかし激甚な円安で日本価格は約12万円とかなり高くなってしまっています。SNSの反応を見ると、PS5の価格と比べても高すぎるという印象を持つ人が多いようです。
また、日本では光学ドライブへの需要が強い特殊な市場ですが、PS5 Proは光学ドライブ非搭載モデルのみ。日本市場では厳しいかもしれないな、という印象を受けてしまいます。ちなみに、光学ドライブの外付け自体は可能なので、追加出費を払えば対応はできます。
