あの「安い携帯PC」がPS5 Pro超え。
Valveは現地時間2026年5月27日、Steam Deck OLEDの再入荷にあわせて米国などの価格を引き上げました。米国では512GBモデルが549ドルから789ドル、1TBモデルが649ドルから949ドルへ。上げ幅はそれぞれ240ドル、300ドルで、1TBは従来価格から約46%増です。米国のPS5 Proが899ドルであることを考えると、ついにSteam Deckの上位モデルの方が高くなった計算です。
理由としてValveが挙げたのは、メモリとストレージのコスト上昇です。あわせて、業界全体に広がる部材コストと物流面の課題も価格に反映したと説明しています。背景にあるのは、AI向けデータセンター需要でDRAMやNAND(SSDなどに使う記憶用の半導体)の供給が逼迫し、2026年に入って価格上昇が続いている流れです。
なお、新品の値上げ対象はOLED版です。生産終了済みのLCD版や一部の整備済みLCDモデルは別扱いですが、整備済みOLEDも512GBが629ドル、1TBが759ドルへと改定されました。
今回のValveの告知に日本向けのKOMODO価格改定は含まれていません。日本・韓国・台湾・香港でのSteam Deck販売は正規販売代理店のKOMODOが担っており、5月30日時点では価格変更はまだありません。
かつてSteam Deckの売りには安さもありましたが、部材高騰という業界共通の逆風でそれを失いつつあります。日本価格が維持されるのか、注目です。






































