Valveは、同社のLinuxベースのオペレーティングシステムであるSteamOSを、競合他社の携帯ゲーミングPCにも提供する計画を進めているようです。ValveのデザイナーがThe Vergeに対して明らかにしました。
具体的には、ASUSの携帯ゲーミングPCであるROG Allyに対するサポートを行うとのこと。Valveは最新のSteamOSリリースノートにて、ROG Ally用の追加キーをサポートしたと記載しており、これが注目を集めていました。
ROG Allyのキーに関する記述は、SteamOSのサードパーティ端末サポートに関連しており、SteamOSでの端末対応のための作業を進めていますと説明しました。すぐに提供できる状態ではまだないとのこと。
ただし、これはASUSが公式でROG AllyにSteamOSを搭載して販売したりすることを必ずしも意味するものではないことに注意してください。
一般向けのSteamOS 3リリースについては進行中で、まだ準備が整っていないとしています。
Valveは、Windows搭載の携帯ゲーミングPCをSteam機に変える取り組みだけではなく、Steam DeckとWindowsのデュアルブート機能を提供する計画も進めています。Steam Deck OLED用の残りのWindowsドライバーを提供する準備を進めているとのこと。続報に期待したいところです。