One-Netbook社は、日本でONEXPLAYER X1 miniを正式発表しました。テックワン販売の「ONEXPLAYER X1 mini 国内正規版」の価格は14万9800円から。発売日は8月初旬。
発表にはOne-Netbookの創業者兼CEOであるJack Wang氏も登壇しました。
2021年6月に携帯ゲーミングPC「ONEXPLAYER」の初号機を投入したため、この6月で3周年を迎えるそうです。
ONEXPLAYER Xシリーズは、3in1をコンセプトに掲げる製品。出勤中も強力パフォーマンス、休憩中にはAAAタイトルを遊べて、大容量電池のタブレットで映像音楽を楽しめて、自宅では大画面に出力、そして性能不足の時はeGPUも接続できるという製品で、「PC版のスイッチ」とも呼べる新機軸製品だといいます。
過去3年間、製品を作る過程は非常に大変で、試作を繰り返して消費者に届くまで1年必要。コロナ禍の影響にも直面し、製造業は厳格な業界であることから大いに困難があったそうです。
なおJack Wang氏が初めて触れたデジタル製品は、パナソニックのポータブル音楽プレイヤーで、当時大きな感銘を受け、あのような高品質な素晴らしい製品を作りたいと、起業までの意気込みを語りました。
今回発表のONEXPLAYER X1 miniもまた3in1 PC。X1よりも小型化し、8.8型画面に。しかも144Hz駆動のリフレッシュレートに対応しています。なおネイティブランドスケープではなくポートレート(Jack Wang氏に確認)。
コントローラーを分離して左右に取り付けたり、コントローラーを合体した状態で無線接続することが可能。
背面のキックスタンドにて机上に置けます。
UMPCは性能が低いとの印象が世にあるそうですが、一般的な15インチノートよりも高性能だといいます。AMD Z1 Extremeよりもさらに強化、特に低ワットで高性能とのこと。
電池容量は16890mAh。長時間駆動が可能に。
本体部分は重量は710g。解像度2.5Kと高精細なのもあってタブレットとしても存分に利用できそうです。
切手サイズのSSD M.2 2230を採用、しかもサポート対象外となる裏蓋の取り外しが不要で、キックスタンド上げると簡単に裏面から着脱が可能になったといいます。光学センサー搭載により、取り外し前に電源が落ちるようにもなっているとのこと。
USB Type-A端子やOcuLink端子も備えます。
予約キャンペーンで特別になります。予約受付は本日より順次開始。7月25日まで、One-Netbook公式ストアまたはハイビーム公式オンラインストアでの予約者限定で、本体価格から最大1万円割り引きに加え、専用コントローラーのプレゼント、周辺機器セットを20%割引にするとしています。
[highbeam-oline]