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可能性広がる!E Ink採用ポータブルディスプレイ「Modos Flow」登場

 

 電子ペーパーのモバイルモニター、君ならどう使う?

 Modosが開発した「Modos Flow」は、紙のような表示をうたうE Ink採用のポータブルディスプレイで、最大60Hzのリフレッシュレートに対応します。Android Authorityが伝えています。

 E Inkといえば電子書籍リーダーでおなじみの、紙のように読みやすい表示方式。ただ画面の書き換えが遅く、スクロールや動画では残像が出てカクついてしまうのが長年の弱点でした。Modos Flowはここに正面から挑み、レイテンシ100ミリ秒未満、最大60Hzをうたっています。

 60Hzを実現するために、Modosは独自の表示パイプラインとコントローラを用意し、低レイテンシのEPD駆動、実行時に制御できる表示モード、画面の一部だけを更新する部分更新などを使っていると説明しています。画面全体を一括で書き換える従来方式ではなく、変化した部分だけを更新する仕組みにしたのがミソです。おかげでウェブ閲覧や執筆、動画向けモードにも対応し、ゲーム用途も試せると伝えられています。

 パネルは13.3型で解像度は3200×2400、300ppiの精細さ。カラー版はE Inkのカラー方式「Kaleido 3」を採用し、最大4096色を表示できます。ただしKaleido 3はカラー時の実効解像度が150ppiになるため、3200×2400の半分相当となる1600×1200相当で考えておくのがよさそうです。

 接続はUSB-Cで、DisplayPort Alt Modeに対応するWindows・macOS・Linuxにつながります。

 ひとつ注意したいのが60Hzの条件です。最大リフレッシュレートを出すには、映像用のUSB-C接続に加えて追加給電が必要です。なお、ケーブル1本で動かす場合は最大40Hzに留まります。タッチ操作は両モデルで対応し、スタイラス入力とアンバー色のフロントライトはカラー版に用意されています。

可能性広がる!E Ink採用ポータブルディスプレイ「Modos Flow」登場

 実は本機はオープンハードウェアで、ソフトウェアもオープンソース。回路図やソースコード、ファームウェア、ドキュメントが公開される方針なので遊びがいのある端末にもなりそうです。

項目 Modos Flow
画面 13.3型 E Inkパネル
解像度 3200×2400(300ppi)/カラー時 約1600×1200相当(150ppi)
カラー方式 E Ink Kaleido 3(最大4096色、カラー版のみ)
リフレッシュレート 最大60Hz(追加給電時)/最大40Hz(USB-Cケーブル1本での給電時)
レイテンシ 100ミリ秒未満
接続 USB-C(DisplayPort Alt Mode対応、Windows/macOS/Linux)
入力 タッチ対応(両モデル)/スタイラス対応(カラー版)
価格 モノクロ版 619ドル(約9万9000円)/カラー版 719ドル(約11万5000円)(クラウドファンディング価格)
出荷時期 2026年12月10日予定

 現在クラウドファンディングサイトのCrowd Supplyで出資を募っており、クラウドファンディング価格はモノクロ版が619ドル(約9万9000円)、カラー版が719ドル(約11万5000円)。現時点の出荷予定は2026年12月10日です。

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