弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

GoogleがGeminiでカメラ映像を理解、状況に応じて自動化する新機能を追加

GoogleがGeminiでカメラ映像を理解、状況に応じて自動化する新機能を追加

 これまで「動きがあった」としか言えなかった監視カメラ。ところが、ついに「今この瞬間、家で何が起きているか」まで読み取りはじめました。

 GoogleがGoogle Home向けに、カメラ映像を起点としたGeminiによるAI自動化機能を追加しました。

 仕組みの中心は、Gemini(Googleの生成AI)によるシーン理解です。従来の「動きを検知したらライトを点ける」という単純なIF/THEN(もし〜なら〜する、の条件分岐)だけでなく、カメラが映像の文脈を読み取り、自動化のきっかけにします。設定はGoogle Homeアプリの自動化エディタで行い、自然な言葉で「何を検知したいか」を書き、対象のカメラを選ぶだけです。

 検知できる対象はかなり細かく、Googleが挙げる例では、玄関先の荷物、開けっぱなしの車のドア、ゴミ箱の近くにいるアライグマ、さらに「赤いBMWが自宅前の駐車スペースに入ってきたら」といった指定まであります。

 人物についても、Familiar Faces(登録した顔を見分ける機能)を利用できる環境で有効にすれば、特定の名前を使った条件を設定できます。たとえば、ヨガマットを持って帰宅した人をカメラが捉えたら、自動で照明を落としてリラックス用の音楽を流す、といった使い方も想定されています。

 今回のアップデートは、自由な条件を自然言語で指定し、AIの判断をそのまま照明や音楽、通知などの自動化につなげる試みといえます。

 使うには、対応するNestカメラ、もしくは一部のGemini Built-in対応カメラ、そしてGoogle Home Premium Advancedプランが必要です。米国価格では月額20ドル(約3200円)、または年額200ドル(約3万2000円)です。さらに、Google HomeアプリのPublic Previewへの参加、Gemini for Homeの開示への同意、対象カメラでのGemini for Homeのカメラ機能とイベント検知の有効化、18歳以上で家の管理者または設定権限のあるメンバーであることなども条件になります。

 なお、現時点でこのカメラ映像を自動化の起点にするカスタムカメラスターター機能は、米国のGoogle Home Public Preview参加者向けに英語で提供されています。Gemini for Homeのカメラ機能自体は日本を含む複数国に展開されていますが、この新しい自動化機能の提供範囲とは別です。

 ただしGoogleは、即時通知や時間に厳しい状況、安全やセキュリティに関わる用途には頼らないよう釘を刺しています。カメラが見たものを処理するまでに1分前後かかる場合があり、検知も完璧ではないことが理由です。今後の進化に期待です。

すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない
広告
広告