Samsungは、横折りスマートフォンの新製品「Galaxy Z Fold8 Ultra」を発表しました。
従来のGalaxy Z Foldシリーズに相当するモデルは、今世代から「Ultra」を冠します。
開いた状態の厚さは4.1mmで、前モデルよりさらに薄型化しました。iPhone 17 Pro Maxと比べてもおよそ18g程度軽量など、とてつもない薄型軽量を実現しています。
個人的にGalaxy Z Fold7が全然合わないなと感じたのが、開閉の難しさでした。薄型軽量のために、かなり開けにくく硬いヒンジで落としそうになることさえあったのですが、今作はスムーズに開くようになったのが注目ポイントです。
薄型化と同時に、バッテリー容量は前モデルから600mAh増やして5000mAhに。重量を前モデルと同等に保ちながら、容量を増やしています。しかも有線・無線充電も高速化しています。
ディスプレイには、チタン合金フィルムとチタンプレートからなる二層構造を採用しました。上層のフィルムは髪の毛よりも薄く従来ポリマー比20倍の剛性をうたいます。下層のプレートでディスプレイ全体を支えることにより、薄型化しつつ、折り目を目立ちにくくし、平坦性と強度を高めたといいます。
最高輝度は3000ニト。Foldシリーズとして初めて反射防止加工も施し、直射日光の下を含め、屋内外で画面を見やすくしたとしています。
背面のメインカメラは2億画素です。超広角カメラは前モデルの1200万画素から5000万画素へ高画素化し、F値の改善によって暗い場所でも明るく撮影できるといいます。広角と超広角の双方で8K動画撮影に対応します。2億画素では精細にディテールを残し、超広角カメラの暗所撮影では、地面の明るさや線、芝生の質感がより細かく再現されるといいます。
動画撮影では、光源から生じるゴーストを抑えつつ、暗部を不自然に明るくせず、照明の白飛びも抑えます。編集を重ねても高画質を維持しやすい「APV codec」に対応するほか、4種類から選んで映画のような色味をワンタップで適用できる「Cine LUT」も利用できます。
大画面を生かす機能が「Now Nudge」です。LINEで友人から店の地図と日程を含むランチの誘いが届くと、Galaxy AIが画面の内容を読み取り、次に行う操作を先回りして提案します。また、今作では提案が画面右下のポップアップに表示されます。そこからスプリットビューを選ぶと、元の画面を残したまま、カレンダーなど別のアプリを同時にマルチウィンドウで開けます。
マルチウィンドウってちょっとした使いこなしの障壁や手間がありますけど、アプリを探したりランチャーにセットアップすることもなく、画面を行き来せず、一つの大画面で便利な操作を完結できるのは美点と言えそうです。
GeminiのNotebook機能にも対応。テキスト、議事録、録音音声、写真などを渡して指示すると、議事録やスライド、ドキュメントに整理可能。こうしたAI機能をFoldの大画面で扱うことにより、情報整理や複数アプリを使う作業の効率を高められるといいます。
サムスンオンラインショップでの価格は、256GBモデルが29万6780円、512GBが32万6780円、1TBが38万6780円。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 製品名 | Samsung Galaxy Z Fold8 Ultra |
| 発売日 | 2026年8月7日 |
| OS | Android 17、One UI 9 |
| SoC | Snapdragon 8 Elite Gen 5 for Galaxy |
| メモリ・ストレージ | 12GBメモリ+256GBストレージ 12GBメモリ+512GBストレージ 16GBメモリ+1TBストレージ |
| 外部ストレージ | 非対応 |
| メインディスプレイ | 約8.0インチ QXGA+ Dynamic AMOLED 2X 2504×2256、422ppi、1~120Hz可変リフレッシュレート |
| カバーディスプレイ | 約6.5インチ FHD+ Dynamic AMOLED 2X 1080×2520、422ppi、1~120Hz可変リフレッシュレート |
| ディスプレイ輝度 | ピーク輝度3000ニト |
| ディスプレイ機能 | Vision Booster、メインディスプレイの低反射加工、Flex Titanium構造 |
| 本体サイズ | 開いた状態:約158.4×143.2×4.1mm 閉じた状態:約158.4×72.8×8.9mm ※高さ×幅×厚さ |
| 重量 | 約215g |
| 背面・広角カメラ | 約2億画素、F1.7、Quad Pixel AF、光学式手ブレ補正、画角85度、約2倍相当の光学品質ズーム |
| 背面・超広角カメラ | 約5000万画素、F1.9、Quad Pixel AF、画角120度、マクロ撮影対応 |
| 背面・望遠カメラ | 約1000万画素、F2.4、PDAF、光学式手ブレ補正、光学3倍ズーム |
| カバー画面側カメラ | 約1000万画素、F2.2、画角85度 |
| メイン画面側カメラ | 約1000万画素、F2.2、画角100度 |
| ズーム | 光学3倍ズーム、約2倍相当の光学品質ズーム、最大30倍デジタルズーム |
| 動画撮影 | 最大7680×4320の8K動画撮影 広角カメラと超広角カメラの両方で8K撮影に対応 |
| 動画制作機能 | APVコーデック、Cine LUT、ナイトグラフィー、ProVisual Engine |
| バッテリー | 5000mAhのデュアルバッテリー 定格容量4854mAh、動画再生は最大約27時間 |
| 有線充電 | 最大45W急速充電、デュアルパス充電構造 対応充電器と3A USB Type-Cケーブルの使用時に約30分で最大67%まで充電 ※45W充電器は別売 |
| 無線充電 | 最大20Wの高速ワイヤレス充電、Wireless PowerShare対応 |
| 防水・防塵 | IPX8防水、IP4X防塵 総合表記はIP48 |
| 本体構造 | Armor FlexHinge、Armor Aluminum、Corning Gorilla Glass、Flex Titanium |
| モバイル通信 | 5G、LTE |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7対応 2.4GHz:IEEE 802.11b/g/n/ax/be 5GHz:IEEE 802.11a/n/ac/ax/be 6GHz:IEEE 802.11ax/be |
| Bluetooth | Bluetooth 6.0 |
| 生体認証 | 指紋認証、顔認証 |
| おサイフケータイ | 対応(FeliCa対応、背面のFeliCaマーク印字なし) |
| 主なAI機能 | Galaxy AI、Now Brief、Now Nudge、Gemini Intelligence、Geminiのノートブック |
| 本体カラー | 256GB:バイオレットシャドウ、グラファイト、クリーム、グリーンシャドウ 512GB・1TB:バイオレットシャドウ、グラファイト、グリーンシャドウ ※グリーンシャドウはSamsung.com限定カラー |
| 付属品 | SIM取り出し用ピン、USB Type-C to Type-Cケーブル、クイックスタートガイド |
| Samsungオンラインショップ価格 | 256GB:29万6780円 512GB:32万6780円 1TB:38万6780円 ※2026年7月22日時点、税込 |
Galaxy Z Fold8 Ultraは、従来モデルの愛好者なら間違いなく買いの一台となりそうです。

















