完全無欠 XPERIA Zに「超極薄0.26mmの強化ガラス」を貼ってみたけど、これは最高。 シュタインハイル GLAS.t SLIM リアルスクリーンプロテクター レビュー

掲載日時: 2013/04/09(火) 22:54

 まさかの「強化ガラス」を採用した、強力な保護フィルム GLAS.tシリーズ。

 実はiPhone向けだけではなく、XPERIA Z SO-02E対応版も登場しています。SPIGEN SGP JAPANさんからGLAS.tシリーズの新製品をいただけることになったので、ご紹介します。

 しかも今回レビューさせていただくのは、薄さ0.26mmを実現した、GLAS.t SLIMです。

 

製品構成

 高級感のある箱に包まれています。構成はiPhone向けとほぼ同じ。

 アルコール綿、クリーニンググロス、スクイージー(ゴミ除去)、フロントパネル用 GLAS.t SLIM、リアパネル用ULTRA CRYSTALフィルムとなります。特に背面用のULTRA CRYSTALが付属しているのは嬉しいところですね。

 非常に突き詰めた、玄人向けの製品です。貼るのにも少々コツがいりますが、貼る手順などのわかりやすい日本語の説明が付属しているわけではないので、注意が必要です。

 

貼る前に読んでおきたいコツ

 まず貼る作業をする場所として、ホコリの飛んでいない部屋を選ぶことが大切です。つまりお風呂場などで貼るのがベストかと思います。また、ガラスフィルム本体の、粘着面を保護しているフィルムを剥がす際、画面本体の近くで剥がすこと、そして剥がして貼るまでに時間をあまりかけないことを心がけるだけでも、ホコリの混入を防ぐことが出来ます。

 また、どうしても粘着面にホコリが混入してしまい、剥がして貼り直したくなる場合もあるかと思います。そうした時には、ホコリ等を中性洗剤で洗い落とすことをおすすめします。従来の保護フィルムなら、粘着面のホコリにセロテープをあてがってやれば、ゴミが取れるのですが、この製品に限ってはそれが難しいです。なので、お風呂場の洗面器等に、中性洗剤を薄めた水を用意しておくのがいいと思います。

 ホコリを洗い落としたら、水を切ってから貼りましょう。ここで下手に水を布やグロスで拭くと、別のゴミが混入するきっかけになることがありますから、ちょっとガラスフィルムを振って、水を落とすのが肝要です。

 これでホコリはなくなります。多少ガラスフィルムとディスプレイの間に水分が残ります。しかしドライヤーなどで乾かし、しばらく使っていれば自然と水分はなくなっていきます。iPhoneでこれをやるのは不安がありますが、防水のXPERIA Zだからこそ、安心してGLAS.tを貼ることができます。

 

驚異的 薄さ0.26mmの美しさ

 なんといっても0.26mmという驚愕の薄さ。これまでは、この手の製品といえば0.4mmや0.6mm以上がポピュラーでした。

 「強化ガラス」が貼られているという凄まじさに加えて、とても「強化ガラス」を貼っているとは思えない自然な感触。二重の衝撃が味わえます。

 薄い分、 画面もよりピュアに見えます。0.5mm以上の製品だと、若干タッチ感度が落ちることがありますが、この0.26mmのGLAS.t SLIMにはそれが一切ありません。さらに飛散防止フィルムや保護シートとは異なり、あくまでガラス素材であるため、まるで空気のような軽やかさで、スムーズにフリック、タッチができます。

  初期の製品では、暗い場所だと近接センサーの反応が悪くなる問題がありましたが、今現在出荷されている製品は、近接センサー部分がくり抜かれた改善品となっており、動作に支障はありません。

 この0.26mmのタイプだと、純正卓上ホルダーで充電できるというのも見逃せないポイントです。さらにSPIGEN SGPスキンガードを裏に貼っても、多少押し込む感じはありますが、ギリギリでなんとか充電可能です。

 XPERIA Zの卓上ホルダーは実に便利なだけに、薄くなればなるほどメリットが増えています。しかし薄いと、肝心のXPERIA Zを守れるのか?という疑問も抱いてしまうところです。

 

落としてみた

 ちょうどストラップを外していた時、うっかりアスファルトに叩き付けてしまいました。角は欠けてしまったものの、他に傷はつきませんでした。ガラスなので、割れるときは割れますが、傷や汚れには強いです。

 結果的に、角にひびは入りつつも、肝心の飛散防止やディスプレイ部分は守られました。もし貼っていなかったら…と考えると、貼っておいてよかったと思います。

 

XPERIA Zをトコトン楽しみたいなら

 貼るのには少々難儀しますが、一度貼ってしまえば、この指の滑りや美しさに感動するはずです。傷つきやすい飛散防止フィルムや普通のフィルムなんかより、絶対いいと思います。いざという時にも守ってくれます。

 スマホのガラスディスプレイに、フッ素やケイ素でコーティングするグッズもあるので、こちらを定期的に塗れば、指の滑りもさらによくなり、操作しやすさも持続します。

 XPERIA Zを気持ちよく、安心してラフに扱えるGLAS.t SLIM。公式サイトはもちろん、Amazonでも正規品の購入が可能です。非常におすすめできる製品です。


【国内正規品】SPIGEN SGP Sony Xperia Z SO-02E シュタインハイル GLAS.t SLIM リアル スクリーン プロテクター(背面保護フィルム同梱)【SGP10148】


【国内正規品】SPIGEN SGP スキンガード [カーボン・ブラック] 

XPERIA Z~2013年前半XPERIA 記事まとめ

おすすめ記事

MOONDROP MIAD01の詳細スペックが判明!Dimensity搭載や100段階音量調節で価格399ドル、さらに技適申請も明らかに

2024-04-25 20:55:14會原

DAPDimensity 7050MIAD01MOONDROPMOONDROP MIAD01

中国の音響メーカーMOONDROP(水月雨)は、「MOONDROP MIAD 01(MD-PH-001)」のスペックを公開しました。価格は399ドル。現在「技術基準適合証明申請中」とのことで、日本発売にも期待できそうです。同社は本機を「5G対応フルバランスHiFiオーディオプレーヤー」または「Internet Audio Device」などと位置付け、なんと4.4mmバランス接続端子を備えます。M...

Qi2、液晶での電池残量表示対応!Anker MagGo Power Bank (10000mAh) レビュー

2024-04-24 19:56:54そっぷる

Anker MagGo Power BankQi2レビュー

AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。背面には簡易的なスタンドが備わっています。スタンドは非常に簡易的なものですが、...

HUAWEI Pura70シリーズ発表!Pシリーズから名称が変更、Ultraはレンズがつき出る1型沈胴式カメラを搭載

2024-04-24 18:50:23ピュアセル

HiSiliconHuaweiHuawei Pura70Huawei Pura70 ProHuawei Pura70 Pro+

中国ファーウェイは、中国国内で同社最新フラグシップスマートフォンの「HUAWEI Pura70」「HUAWEI Pura70 Pro」「HUAWEI Pura70 Pro+」「HUAWEI Pura70 Ultra」の4機種を発表しました。 同社傘下のHiSilicon製SoCを搭載し、Pura70 Pro+/Ultraは衛星通信に対応。Pura70 Ultraでは1型センサーと可変絞りの沈胴式広...

メタ、VR/ARデバイス向け「Meta Horizon OS」発表。ASUSやレノボが採用、「メタバースのAndroid」になれるか?

2024-04-24 12:46:18riku

ASUSLenovoMetaMeta Horizon OSMeta Quest Software

Metaは、同社のMeta Questシリーズに搭載しているMeta Quest Softwareを拡張し、新たに「Meta Horizon OS」としてサードパーティーのハードウェアメーカーに解放することを発表しました。Metaによると、「Meta Horizon OS」は、利用者により多くの選択肢を、開発者により大きなエコシステムを提供するとのこと。同OSを搭載したデバイスとして、既にASUS...

カテゴリー