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Appleの新Siri、使えるまで「順番待ち」が必要になるかも。

Appleの新Siri、使えるまで「順番待ち」が必要になるかも。

 本気のSiriはまさかの順番待ち?

 Appleは6月8日(米国時間)、開発者向けイベントWWDC26の基調講演で、iOS 27を含む最新ソフトウェアを披露する見込みです。目玉のひとつが、GoogleのGeminiモデルとクラウド技術を基盤にした次世代Apple Foundation Modelsを使う、よりパーソナルなAI版Siri。

 ところがこの新Siri、当初はベータまたはプレビュー扱いで、試すには順番待ちのウェイトリスト登録が必要になる可能性があると、米Bloombergのマーク・ガーマン記者が伝えました。

 それによれば、新しいSiriはChatGPTやClaudeのような本格的なチャットボットに近づきます。OSの各所に組み込まれるほか、じっくり会話するための専用アプリも用意されるとのこと。会話履歴はiCloud経由で端末間を同期し、自動削除のタイミングも30日後、1年後、削除しない、から選べるそうです。

 気になるのがウェイトリストの扱いです。iOS 27のベータ期間中だけのものなのか、それとも9月ごろと見込まれる正式リリース後も一部機能のゲートとして残るのかは、現時点でははっきりしません。ガーマン記者によれば、Appleは社内でこの新Siriを今なお「ベータ」「プレビュー」と呼んでいるのだとか。どの機能が順番待ちの対象になるかも不明だといいます。

 この慎重さ、既視感がありますよね。2024年のApple Intelligence提供開始時も、同じようにウェイトリスト方式でアクセスを絞っていました。そもそも初代Siriだって2011年のデビューから約2年間、ベータの看板を掲げ続けた前科(?)があります。じっくり出すのがAppleのSiri作法、ということなのかもしれません。

 Appleが当初のAI版Siriを予告したのは2024年6月。そこから延期を重ね、2026年にようやく形になりそうです。急いで出して期待外れに終わるよりはマシ。そう思って、もうしばらく気長に待つとしましょうか。

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