買ってよかった!国際版XPERIA Z2 D6503レビュー

掲載日時: 2014/05/21(水) 10:06

 XPERIA Z2 D6503を個人輸入しました。高級感溢れる筐体と紫色に大満足です。

 届いたのは台湾版。さすが技適を通ってるせいか、防水説明に謎の日本語が。初回起動時に日本語を選ぶとPoBOX Touchも使えてすぐに日本人も使えてしまうのはXperiaシリーズならでは。(他の端末も大体いけるけど、中華端末などはすんなりいかなかったりする)

 XPERIA Z1やXPERIA Z2 SO-03Fとの比較。本日発売の国内モデルSO-03Fは国際版同様に赤外線がなく、外観上の差異はロゴの位置など限定的にとどまります。

 5.0インチから5.2インチに巨大化しているのに、本体横幅は小さく、本体重量は軽くなるというマジック。iPhone 5やGALAXY S4も、幅や重量を増やさずに画面サイズを巨大化していて、あれらも発売日に買っています。この方向性の進化が個人的には好みなのかも。

 使用した実感として、電池は非常によく持ちます。海外での実測もほどよく伸びているので、多分気のせいではないと思います。ただSO-03FはSTAMINAモードにしても仕様が違う(国際版は指定アプリの通信のみを許可、国内版は指定アプリ『以外』の通信を許可)ことや、プリインストールアプリも増えていることから、やはり差は出てくるでしょうね。Wi-Fiの部品にも改善が図られているようで、Z1のようにやたら感度が悪いということもないとおもいます。

 買った当初、通知バーがガクガクで、通知バーの「編集」ボタンが中華フォントでびっくりしたのですが、アップデートを適用したらすぐに直りました。XPERIA ZL2のホットモックも通知バーの調子が悪かったですが、製品版や発売後のアップデートでは直っているのでしょう。処理速度に不満はないです。

 また、カメラに関しても非常に改善が進んでいました。特にご飯です。本当に「Gレンズを名乗るな」と言いたくなるレベルで、XPERIA Z1, Z1 fはご飯を撮ったら、カビでも生えてるんじゃないかってぐらい、とても美味しくなさそうな写真ばかり撮れます。しかしiPhone, XPERIA Z1, XPERIA Z2でピザを撮影した比較がこちら。Z2はとっても美味しそうに撮れるようになっています。(いずれも画像補正はナシ、Z1とZ2はカメラ起動時にデフォルトで設定されている『プレミアムおまかせオート』)

 国際版はnasneとの連携に有料アプリが必要ですが、国内版は標準のムービーアプリから行えます。レコーダーとの連携は是非みなさんも試してみてください。

 気になった点としては、ロック画面解除のアニメーションが個人的にはイマイチなのと、ホームボタンを上フリックで出てくるSONYのWhat’s Newアプリが消せないのが不満ですね。こんなの出してくれなくても買ってるので勘弁してください。

(斜め左上フリックでWhat’s New、斜め右上フリックでGoogle Now)

 XPERIA Z1で感じていたほとんどの不満が解消された感があります。進化点は軽微なのでZ1ユーザーは買い替えが必要ないかも……と自分自身も思っていたのですが、結果的にはZ2に買い替えて満足でした。皆さんも今一度検討してみるといいかもしれません。

関連: SONY XPERIA Z2 D6503 / SO-03Fの最新情報


Sony Xperia Z2 D6503 SIMフリー (ブラック)

おすすめ記事

何が出るのか教えて!シャオミ日本新機種、「Ultra」だけではない伏兵が存在か?

2024-04-29 23:58:57會原

Mi MaxXiaomiXiaomi 14 UltraXiaomi Pad 7 MaxXiaomi SU7 Max

シャオミは、X(Twitter)にて連日ティザーを投稿。このなかで、中国Weiboで使用したXiaomi 14 Ultraのティザー画像が存在しており、もはやXiaomi 14 Ultraの登場は確定的となっています。一方で、他のティザーも気になるところ。モニターなどスマホ以外の製品のものと思われるティザーも含まれていますが、スマホの可能性が高そうなものも。「最先端の超高速充電」とあることから、こ...

【朗報】Android 15は新しい「強制ダークモード」対応かも

2024-04-29 00:38:35會原

Android 15ダークモード

ダークモードがさらに広がりそうです。9to5Googleが伝えています。UIを黒基調にするダークモードは数年前にようやく定着しましたが、依然として非対応のアプリがあります。Android 15では、アプリにダークモードを強制するための新しいオプションがあるとのこと。Android 10から、GoogleはAndroidアプリで開発者オプションとして「フォースダークのオーバーライド(強制ダークモード...

Qi2、液晶での電池残量表示対応!Anker MagGo Power Bank (10000mAh) レビュー

2024-04-24 19:56:54そっぷる

Anker MagGo Power BankQi2レビュー

AnkerよりQi2対応のモバイルバッテリーが発売されました。前回紹介したものは6600mAhですが、今回は10000mAhの大容量モデルです。それ以外にも違いがあるので紹介していきます。内容物はUSB Type-Cケーブルとモバイルバッテリー本体のみ。ワイヤレス充電面にはQi2対応を表すQi2のロゴが表記されています。背面には簡易的なスタンドが備わっています。スタンドは非常に簡易的なものですが、...

HUAWEI Pura70シリーズ発表!Pシリーズから名称が変更、Ultraはレンズがつき出る1型沈胴式カメラを搭載

2024-04-24 18:50:23ピュアセル

HiSiliconHuaweiHuawei Pura70Huawei Pura70 ProHuawei Pura70 Pro+

中国ファーウェイは、中国国内で同社最新フラグシップスマートフォンの「HUAWEI Pura70」「HUAWEI Pura70 Pro」「HUAWEI Pura70 Pro+」「HUAWEI Pura70 Ultra」の4機種を発表しました。 同社傘下のHiSilicon製SoCを搭載し、Pura70 Pro+/Ultraは衛星通信に対応。Pura70 Ultraでは1型センサーと可変絞りの沈胴式広...

カテゴリー