弊誌はアフィリエイト広告を利用しています。

中国のAIグラス業界、プライバシー保護で自主規制を発表。生体データは端末内処理を原則に

中国のAIグラス業界、プライバシー保護で自主公約を発表 生体データは端末内処理を原則に

 2026年6月17日、深圳で開かれた「2026人工知能眼鏡生態大会」で、業界の自主ルールとなる「AI眼鏡可信視界自律公約(信頼できる視界のための自律公約)」の発表式が行われました。

 工業情報化部情報通信管理局の指導のもと、中国信通院(中国情報通信研究院)泰爾端末実験室と深圳市AIグラス産業連盟が起草したもので、RayNeo(雷鳥創新)、Rokid、ZTE(中興通訊)、立訊精密といった主要プレーヤーが発起・参加企業に名を連ねました。

 公約は全15条にわたり、利用者のプライバシー保護、端末技術の制御可能性、データの全工程での法令遵守という三本柱。カメラやマイクなどの敏感センサーでデータを収集するときは、明確な起動表示と利用者が許可する仕組みを設けること、データの用途を平易な言葉で説明すること、収集は必要最小限にとどめること。

 さらに虹彩や顔、声紋といった生体データは端末内での処理を原則とし、どうしてもサーバーへの送信が必要なら、送信と保存を暗号化する、と踏み込んだ条文が並びます。なお、製品の安全アップデート提供期間も「5年以上」と定められました。

 ここでいう自律公約は、法律ではなくメーカー同士の約束ごとです。つまり、当局に細かく縛られる前に自分たちでルールを敷いて信頼を先に勝ち取ろう、という業界の先回りです。法的な罰則が明記された制度ではないぶん、実効性は各社の本気度しだいというのも正直なところです。

nubiaなどZTE端末をオンラインで購入 [AD]

すまほん!!を購読しませんか?

Twitterでも最新更新を配信・通知しています

フォローする 再度表示しない
広告
広告