
モトローラは「motorola edge 70 fusion」を日本で発表しました。公式オンラインストアの予定価格は税込7万9800円。2026年10月23日の発売を予定しています。

日本で展開してきたmotorola edge proよりも価格を抑えつつ、デザインと性能のバランスを重視する位置づけ。
本機は7000mAhの大容量バッテリーを搭載しながら、厚さ7.99mm、重量193gに収めたスマートフォンです。シリコンカーボン電池の採用など設計面から努力したといいます。

昨年のモデルであるmotorola edge 60 proの電池容量5000mAh、厚さ8.24mmに対し、本機は7000mAh、7.99mm。電池容量を2000mAh増やしながら、0.25mm薄くしています。
モトローラが日本で発売してきたモデルの中でも最大容量の電池を搭載し、「充電なしで2日間以上使える」と謳う本機。日本市場投入のミッドレンジスマホの中では、圧倒的な電池容量の多さと薄さのバランスの高さを誇っています。

縦軸がバッテリー容量、横軸が本体の厚さ

なお2日使える電池というのは、SNSや動画視聴、通信、画面点灯など、実際の利用を想定したシナリオで試験した結果の数値とのこと。ただ、従来モデルと試験の負荷レベルは変えていないとのことなので、モトローラ製品を使ってきた人は従来モデルの謳い文句と比べることで電池持ちの参考になるかもしれません。
充電は最大68WのTurboPowerに対応します。充電器は付属しないため、別途用意する必要があります。

SoCはSnapdragon 7s Gen 3、実行メモリは12GB、ストレージは256GBです。実行メモリ拡張機能「RAMブースト」は最大12GBに対応します。
外観は四面カーブを採用。カラーはPANTONE Orient Blue(オリエントブルー)、PANTONE Silhouette(シルエットブラック)、PANTONE Country Air(カントリーエアホワイト)の3色です。

さらりとしたファブリック状で、触っていて気持ちがいいです。持った時の感触は気持ちが良く、手に馴染みます。大きさの割には重量も抑えているため、体感重量は軽く感じます。色による素材の違いはないとのこと。FeliCaに対応しながらFeliCaロゴがない、すっきりとした背面も魅力。
特に印象的だったのが、紫がかって見えるPANTONE Orient Blueです。プレゼンスライドで見た色よりも、実際に手に取ったときの色合いが圧倒的に良く感じられました。ぜひ実機を見てほしいカラーです。

ディスプレイは約6.78型、Super HD(1272p)のAMOLEDで、リフレッシュレートは144Hz、最大輝度は5200ニト。表面にはCorning Gorilla Glass 7iを採用します。

最大輝度5200ニト、屋外での見やすさに関わるHBM(高輝度モード)は1600ニトとなっており、視認性は抜群です。
ディスプレイ自体はPantone基準の色忠実度を満たすよう開発しているそうです。ビビッドやナチュラルなどの画質設定は監修対象外とのことで、個人的には色モードをナチュラルにするほうがしっくりきました。
メインカメラは5000万画素で、Sony LYTIA 710センサーと光学式手ぶれ補正(OIS)を採用。これにマクロ撮影も兼ねる1300万画素の超広角カメラを組み合わせています。3-in-1光センサーも備えるなど、低照度でも光や色を繊細に捉える点をアピール。

また、メイン・超広角・前面の3つのカメラすべてが4K動画撮影に対応。ポートレートモードは前面3200万画素カメラの自撮りだけでなく、背面カメラでも利用できるといいます。
日常利用に関わる機能ではFeliCaに対応し、ステレオスピーカーとDolby Atmosも備えます。防水・防塵はIP68とIP69に対応し、MIL-STD-810Hに準拠した耐久性も訴求しています。
生体認証は画面内指紋認証に対応します。カメラはボタンの2回押しに割り当てられ、本体をひねるジェスチャーでも起動できます。
edge 60 proと同じMIL-STD-810Hの検査項目もクリアしており、高温・低温への耐性を本機も受け継いでいます。

AI機能では、カメラのサポートや画像生成、日常のタスク支援を行うmoto aiに対応。さらにLenovo主導開発のAI基盤Motorola Qiraにも、ソフトウェア更新で対応予定。
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| OS | Android 16 |
| SoC | Snapdragon 7s Gen 3 |
| 実行メモリ/ストレージ | 12GB/256GB(仮想メモリ最大12GB) |
| ディスプレイ | 約6.78型 AMOLED、Super HD(1272p)、最大144Hz、最大輝度5200ニト/HBM 1600ニト |
| 保護ガラス | Corning Gorilla Glass 7i |
| 背面カメラ | 5000万画素メイン(Sony LYTIA 710、F1.8、OIS)+1300万画素超広角/マクロ(F2.2、画角120°) |
| 前面カメラ | 3200万画素(F2.2) |
| 光センサー | 3-in-1光センサー |
| 動画 | メイン・超広角・前面すべて4K撮影対応 |
| バッテリー/充電 | 7000mAh/最大68W TurboPower、充電器別売 |
| サイズ/重量 | 約162.76×75.60×7.99mm/約193g |
| 防水・防塵/耐久規格 | IP68・IP69(水深1.5mでの防水)/MIL-STD-810H |
| 高温・低温( | 高温:70℃で保管・60℃で動作/低温:−30℃で保管・−20℃で動作 |
| 温度変化 | 温度衝撃:−21〜50℃/凍結・融解・結露:−10〜25℃ |
| そ耐久試験 | 1.5m落下、湿度95%、24時間の直射日光、塩水噴霧への耐性 |
| NFC/FeliCa | 対応/対応 |
| 生体認証 | 画面内指紋認証 |
| SIM | nanoSIM+eSIM、DSDV |
| 5G | n1 / n3 / n5 / n7 / n8 / n20 / n26 / n28 / n38 / n40 / n41 / n71 / n75 / n77 / n78 |
| 4G | B1 / B2 / B3 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B20 / B26 / B28 / B32 / B38 / B40 / B41 / B42 / B43 / B71 |
| スピーカー | ステレオ、Dolby Atmos |
| カラー | PANTONE Orient Blue(オリエントブルー)、PANTONE Silhouette(シルエットブラック)、PANTONE Country Air(カントリーエアホワイト) |
| 予定価格/発売予定日 | 税込7万9800円(公式オンラインストア)/2026年10月23日 |
メモリ需給の逼迫を考えると、スマートフォンの価格には来年以降も上昇圧力があります。そうした中、本機の予定価格は税込7万9800円。日本市場で比較対象となるedge 60 proの公式価格8万4800円に対し、5000円低く設定しているところに努力を滲ませます。
この価格を支える背景には、Lenovoグループの規模を生かした調達力があります。グループのスケールメリットによって、日本向けにも今回のメモリ構成を確保できているそうです。さらに、上位のproに対してデザインと性能のバランスを重視するfusionを日本市場へ投入することで、価格を抑えた選択肢を用意しています。
とはいえ、Snapdragon 7s Gen 3は処理性能は控えめで、edge 60 proにあった光学3倍の望遠カメラも本機にはありません。昨年のedge 60 proをすでに購入している人にとって、積極的に買い替えたくなる機種ではなさそうです。一方で、処理性能や望遠撮影を最優先しないのであれば、従来のedgeシリーズらしいデザインの良さと心地よい手触り、そして7000mAhの電池を厚さ7.99mm、193gに収めたバランスは見逃せません。さらに前の世代のモデルや他社の端末を使い、買い替えを検討している人には、魅力的な選択肢になりそうです。
販路は公式オンラインストアのほか、Amazonなどの国内主要EC、エディオン、ジョーシン、ビックカメラ、ヤマダデンキ、ヨドバシカメラなどの家電量販店、国内主要MVNOを予定しています。











