
モトローラ・モビリティ・ジャパンは、同社初の横折りスマートフォン「motorola razr fold」を日本で8月4日に発売します。公式オンラインストア価格は29万9800円です。
razr foldはLenovo Tech WorldやMWC 2026などでお披露目された折りたたみスマートフォン。開くと8.1インチ、最大120Hz駆動のメインディスプレイを搭載します。

閉じた状態では165Hz駆動の6.6インチディスプレイ。普通のスマホに近い感覚で使えます。開いた状態の厚さは約4.55mm、閉じた状態では約9.89mm、重量は約243g。チタン製の強化ヒンジを採用します。

カラーは2色展開。青みを帯びた黒に凹凸のある織物調テクスチャーを組み合わせ、ジャケットに合わせやすい仕上げのBlackened Blueと、光沢のあるレザー調でバッグや財布を思わせる手触りのLily White。背面にはFeliCaロゴなし。

カメラ部には周囲光を測定してより良い色味に保つためのマルチスペクトル補助センサーを搭載し、LEDフラッシュと同じユニットに収めています。

背面カメラは5000万画素メイン、5000万画素超広角・マクロ、光学3倍の5000万画素望遠という構成です。望遠はデジタルズームとAI補正を組み合わせた最大100倍のスーパーズームに対応。メインカメラでは8K Dolby Vision動画も撮影できます。モトローラは、DXOMARKのフォルダブル端末部門でカメラ評価1位を獲得したと説明しています。
アウトディスプレイには、スマートフォンで世界初をうたうCorning Gorilla Glass Ceramic 3を採用。2m超からの落下試験をクリア。防水・防塵性能はIP48・IP49。
バッテリーは6000mAh。中央にヒンジがあるため2セル構成となる横折り端末で、大容量化を実現したといいます。USB Power Delivery対応ACアダプターによる最大80Wの有線充電と、Qi準拠の15Wワイヤレス充電に対応します。
SoCはSnapdragon 8 Gen 5、メモリは12GB、ストレージは256GB。Google Geminiとmoto aiに対応。言語パックを端末へ保存して使い、インターネットを必要としないオンデバイス翻訳にも対応します。
なお、Android 17への更新後には、モトローラ端末とレノボ製PCなどを連携する「Motorola Qira」への対応を予定。iPhoneのAirDropとのファイル共有を可能にするQuick Shareの更新も検討中としています。
USB端子はUSB 3.2に対応しますが、DisplayPortによる画面出力には対応しません。別売りの「moto pen ultra」は1万2000円で、内外両方の画面に手書き入力可能です。

| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| プラットフォーム | Android 16 |
| プロセッサー | Snapdragon 8 Gen 5 Mobile Platform(3.8GHz×2+3.32GHz×6) |
| メモリ/ストレージ | 12GB/256GB |
| メインディスプレイ | 約8.1インチ、2484×2232、2K pOLED、最大120Hz、アスペクト比8:7.2 |
| アウトディスプレイ | 約6.6インチ、2520×1080、pOLED、最大165Hz、Corning Gorilla Glass Ceramic 3 |
| アウトカメラ | 5000万画素メイン・OIS(f/1.6)+5000万画素超広角・マクロ(f/2.0)+5000万画素望遠(f/2.4、光学3倍) |
| インカメラ | クローズ時:2000万画素(f/2.4)、オープン時:3200万画素(f/2.4) |
| 動画撮影 | アウト:8K/30fps、4K/60・30fps、FHD/60・30fps。イン:8K/30fps。FHDスローモーション対応 |
| バッテリー/有線充電 | 6000mAh、最大80W TurboPower充電 |
| ワイヤレス充電 | 最大15W、Qi対応 |
| 4G対応バンド | B1/B2/B3/B4/B5/B7/B8/B12/B13/B14/B17/B18/B19/B20/B25/B26/B28/B29/B30/B32/B34/B38/B39/B40/B41/B42/B43/B48/B66/B71 |
| 5G対応バンド | n1/n2/n3/n5/n7/n8/n12/n13/n14/n20/n25/n26/n28/n29/n30/n38/n40/n41/n48/n66/n70/n71/n75/n77/n78 |
| SIM | nanoSIM+eSIM、nanoSIMスロット×1、DSDV対応 |
| Wi-Fi/Bluetooth | Wi-Fi 7(IEEE 802.11 a/b/g/n/ac/ax/be、2.4/5/6GHz)、Bluetooth 6.0 |
| USB | USB Type-C(USB 3.2)、DisplayPort映像出力は非対応 |
| 生体認証/NFC | 指紋認証、顔認証、NFC、おサイフケータイ |
| スピーカー | ステレオスピーカー |
| 本体サイズ | オープン時:約160.05×144.47×4.55mm 折りたたみ時:約160.05×73.6×9.89mm |
| 重量 | 約243g |
| 防水・防塵 | IP48・IP49 |
| カラー | PANTONE Blackened Blue、PANTONE Lily White |
| 価格 | モトローラ公式オンラインストア:29万9800円(税込) |
販路はIIJmio、家電量販店、Amazonを含むECサイト、モトローラ公式オンラインストアなど。
同社の国内出荷台数は2020年から2024年までに5倍へ増えており、2026年度は倍を目標とするモトローラ。なぜモトローラがFlipではなくFoldを出すのか?
理由としては、従来の横折り端末で不満が出やすかったカメラ、電池持ち、耐久性を一台で解消できるからだといいます。特に望遠カメラについては他社よりも精細に描画できると豪語します。
なお、モトローラの折りたたみと言えばフリップ型のrazrですが、こちらをやめるというわけではなく、質疑応答では今後も継続を明言し、2026年度下期の新製品にも含みを持たせました。











