NTTドコモは11月6日、前日の午前11時18分ごろから続いていた5G SA(スタンドアローン)契約者の通信障害が、6日午前1時20分に復旧したと発表しました。障害は14時間2分続いた形。
影響を受けていたのは、5G SAサービス契約者の音声通話、データ通信、SMS。一方、5G SAサービスを契約していない5Gや4Gの利用者、ドコモ回線を使うMVNO(格安SIM)には影響がなく緊急通報にも影響はなかったとしています。
同社は原因について「5G SAをご契約のお客さまを収容する交換機の輻輳(ふくそう)」と説明。ちなみに輻輳とは、処理しきれないほど通信が集中して混雑した状態を指します。
また、障害の発生前後を含めて、不正アクセスの形跡やサイバー攻撃を示す事象は確認されていないとのことです。
同社は対処を完了したものの、つながりにくい場合はスマホの再起動や機内モードのオン・オフを試すよう案内しています。加えて、障害中の回避策としてネットワーク設定を4Gに変えていた利用者には、設定を元に戻すよう呼びかけています。
障害の発生中、ドコモは午後2時の第三報以降、状況に変化がない回も含めて1時間ごとに続報を出し、午後11時の第十二報の後、復旧の知らせにつなげました(関連記事)。
原因が交換機の輻輳と分かり、現時点でサイバー攻撃を示す事象が確認されていないのはひとまず安心材料です。とはいえ新しい方式の5G SAを選んだ利用者ほど割を食った形。なぜ輻輳が起きたのか、最近入れたノキアの設備だったのか、なぜ復旧に14時間もかかったのか、詳しい説明と再発防止策を示して欲しいところです。












