海外スマホ個人輸入の定番「1shopmobile」と「EXPANSYS」の比較

掲載日時: 2014/11/07(金) 18:23

海外端末の個人輸入

 海外で販売されているスマートフォン・タブレット端末は、原則としてSIMロックが掛かっておらず、SIMフリーとなっているので、通信方式・周波数の適合したSIMカードを挿入すれば、通話/SMSを、さらに適切なAPNを打ち込めば、通信も行うことが、理論的には可能です。日本国内の白ロム屋でも、中古または新品未使用の海外端末が販売されています。

 ここでは、海外端末を個人輸入する方法として、海外端末を取り扱う海外のECサイト「1shopmobile」と「EXPANSYS(エクスパンシス) 」を紹介しています。

この2つが「定番」である理由

 なぜ1shopmobile / expansysの2つなのか?後述する様々な良さがあるのですが、両者に共通する最大の理由をひとつ挙げるとすれば、簡単だからです。

 海外の製品を購入する場合、相手国で通用する言語でメールをやりとりしたり、電話をする程度のスキルが必要であったり、現地人しか購入できない(現地国内にしか発送してくれない)製品を買う場合、仲介業者を噛ませたりする必要があったりします。

 しかし1shopmobile / expansysなら外国語の語学力はほぼ不要。両者ともに、中間に業者を噛ませる必要もないです。

 海外端末を扱っている海外のショップとしては、他にはCloveやHandtecなどがありますが、荷物は海外遠方からの長旅になります。例えばイギリスから輸送するとなると途中で何かトラブルがあった場合の対処が難しくなります。初期不良で返品といった場合も、日本から遠い店だとより不安です。

 しかし1shopmobile / expansysの倉庫は、日本に近い香港にあるため安心できます。

 よって、海外からの個人輸入には、最も敷居が低いのがこの2つであり、日本人にとっても定番となっていることから、ここでもこの2つを取り上げます。

1shopmobileの特徴

(http://www.1shopmobile.com/)

expansysの特徴

(http://www.expansys.jp/)

輸入消費税

 最近よく使っているのは1shopmobileです。いずれの輸入時もヤマト運輸が配送を一貫して担当していました。これらのいずれも、必ず税金を商品受け取り時に請求されました。

 expansysで海外業者が輸入していた時は、税金を取られないことも多かったです。が、最近ではヤマト運輸が海外から一貫して輸送していますので、1shopmobileと同じく受け取り時に税金を支払う形になるでしょう。なお、1万6666円以下の個人輸入であれば関税はかかりません。

 最近ではGoogle Playで購入できるNexusシリーズも、香港からの発送を一貫してヤマト運輸が担当しています。このため、GoogleからSIMフリー機を購入することと個人輸入は、あまり差がないものとなっています。なお、Googleの場合、商品受け取り時にヤマトの配達員に税金を支払うことはありません。

おすすめは?

 一貫して日本語が使える、決済手段が豊富であることを考えると、おすすめはEXPANSYS(エクスパンシス) です。

 自分はやはり新発売の機種を輸入することが多く、買うからにはすぐに欲しいので、在庫ありと書いてある以上は確実に在庫のある1shopmobileを利用しています。発売直後の人気機種は高いですが、それ以外は価格もまあまあ安いですから、海外Amazonアカウントを取得して1shopmobileに挑戦するのも面白いと思います。

 万が一初期不良等があった場合、ショップに交換や返品を求めるために交渉する必要があります。ちなみにGoogle Play経由で買ったNexusは、製造メーカーではなくGoogleに問い合わせる必要があります。

輸入レポ記事

 以下、輸入報告記事。

関連URL

※本記事は技適を通っていない通信機器の国内利用を推奨するものではありません。

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