
Huaweiは2026年7月14日、グローバル発表会で、タブレット「HUAWEI MatePad Air」の新モデルを発表しました。欧州では同日に予約が始まり、出荷は8月1日を予定しています。
最大の見どころは12インチの有機ELディスプレイです。解像度は2800×1840、リフレッシュレートは最大144Hz、ピーク輝度は1200nit、画面占有率は92%。
標準版も有機ELを採用していますが、低反射加工を施した「OLED PaperMatte Display」を備えるのはPaperMatte Editionだけです。前モデルは液晶でしたから、有機ELへの切り替えが今回の大きな変更点です。
PaperMatteは、画面表面にナノレベルのエッチング加工を施し、光を拡散させることで映り込みや表面のきらつきを抑える仕組みです。Huaweiは紙に近い書き心地を狙ったものとしており、ペンでの描画や読書、屋外での画面確認を快適にすると説明しています。

スタイラスは側面センサーでのページめくりが可能。さらにエアマウスモードならプレゼンテーションを簡単に操作できるとも。

冷却には高熱伝導グラファイトと専用ベイパーチャンバーを組み合わせた3D冷却システムを採用しています。
バッテリー容量は標準値で10100mAh、最大66Wの急速充電に対応します。Huaweiのラボ試験では、画面輝度を200nitに設定した状態で、ローカルの1080p動画を最大16時間再生できるとしています。実際の駆動時間は利用環境や設定によって変わりますが、この容量を積んで厚さ5.3mm、約509gというのは目を引く数字です。
OSはHarmonyOS 4.3.0。スピーカーは6基を備え、Wi-Fi 7、Bluetooth 5.2、Huaweiの近距離無線技術NearLink、USB 3.1 Gen 1対応のUSB Type-C端子をサポートします。ただし、USB 3.1 Gen 1で通信するには対応ケーブルが必要で、付属ケーブルはUSB 2.0対応にとどまります。
Huawei Notesでは、音声の文字起こしと要約、AIによる手書き文字の補正などを利用できるとしています。一部の機能はOSやアプリのバージョン、販売地域によって利用可否が異なるとのことです。カラーはSakura Pink、Airy Blue、Whiteの3色が用意されます。
| 項目 | HUAWEI MatePad Air(2026年モデル) |
|---|---|
| 正式製品名 | HUAWEI MatePad Air |
| OS | HarmonyOS 4.3.0 |
| SoC | 未公表(Kirin T93C ?) |
| 実行メモリ | 8GB / 12GB |
| ストレージ | 256GB |
| 画面 | 12インチ有機EL、2800×1840、最大144Hz、ピーク輝度1200nit、画面占有率92%、PaperMatte Editionのみ低反射加工 |
| リアカメラ | 5000万画素、F1.8、オートフォーカス、LEDフラッシュ |
| フロントカメラ | 1200万画素、F2.4、固定フォーカス |
| バッテリー | 標準値10100mAh、定格値10000mAh、最大66W充電 |
| 動画再生時間 | ローカル1080p動画で最大16時間(Huaweiラボ試験値) |
| スピーカー | 6基 |
| マイク | 2基 |
| 無線接続 | Wi-Fi 7、Bluetooth 5.2、NearLink |
| 外部端子 | USB Type-C、USB 3.1 Gen 1、USB OTG対応。USB 3.1 Gen 1の利用には対応ケーブルが必要 |
| 寸法 | 約270 × 183 × 5.3mm |
| 重量 | 約509g |
| カラー | Sakura Pink / Airy Blue / White |
価格は8GB+256GBの標準版が849ユーロ(約15万7000円)、同じ容量のPaperMatte Editionが899ユーロ(約16万6000円)、12GB+256GB版が999ユーロ(約18万5000円)です。
849ユーロ版と999ユーロ版にはキーボードが付属し、899ユーロ版はキーボードかスタイラスペン「HUAWEI M-Pencil Pro」のどちらかを組み合わせる構成です。











