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ワイヤレスで25W!Qi2.2対応モバイルバッテリー「CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2」レビュー

ワイヤレスで25W!Qi2.2対応モバイルバッテリー「CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2」レビュー

 CIOの「SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K」を購入しました。レビューしていきます。

 これまで筆者はAnkerのQi2対応ワイヤレスモバイルバッテリーを使っていたのですが、本製品は筆者にとって初めてのQi2.2対応モデル。何が変わるのかというと、ずばり出力です。Qi2が最大15Wだったのに対し、Qi2.2ではなんと最大25Wまで引き上げられました。

 しかも本製品は半固体電池を採用しており、発火しにくいのが特徴。気になる一台です。

開封

 パッケージはCIOらしい紫と白のデザイン。「世界最薄級設計」「発火しにくい」といった文言に加え、Qi2の25Wロゴが目を引きます。厚さ約14mm、容量10000mAh、最大出力30W、重さ約200gという要点も、この一面で把握できますね。

 裏面にはiPhoneに吸着させた様子や、iPhone 12 miniから16 Pro Maxまでの対応サイズが図解されています。Appleが公称しているMagSafe対応ケースであれば、装着したままでも吸着可能とのこと。カメラに干渉しない設計というのも、地味ながら重要なポイントです。

 同梱物は本体、USB Type-C to Cケーブル、説明書類一式。ケーブルが付属するのはありがたいですね。

外観をチェック

 本体の表面。マットな質感のブラックで、中央上部にCIOのロゴが入ります。指紋も目立ちにくく、手触りも良好。

 下部には電池残量を示すLEDが5つ並びます。残量をひと目で把握できるのは、モバイルバッテリーとして当然ながら重要な要素ですね。

 底面にはUSB Type-Cポートが1つ。入出力を兼ねます。

 背面はマグネットを内蔵した吸着面。うっすらとリング状の跡が見えるのがわかるでしょうか。

 側面には銘板が刻印されています。内蔵電池は10000mAh、定格容量は6000mAh。ワイヤレス出力は25W Max、USB-C出力は最大30Wと明記されています。

 ちなみにワイヤレスとUSB-Cを同時に使った場合は5W+5Wの10W Maxとなるようです。PSEマークとQi2の25Wロゴもしっかり入っていますね。

 側面の電源ボタンと刻印を別角度から。

iPhoneに装着してみる

 iPhoneの背面に吸着させたところ。しっかりと張り付き、多少振っても落ちる気配はありません。

 横から見ると、その薄さがよくわかるかと思います。約14mmという数字以上に、実際に持つと薄く感じますね。

 手に持ってみるとこんな具合。バッテリーを付けたままでも問題なく操作できます。重量は約200gなので、iPhoneと合わせるとそれなりの重さにはなりますが、許容範囲かと思います。

Qi2.2は本当に速い。しかし……

 実際に使ってみると、Qi2とは比べ物にならないくらい充電が早く、非常に快適です。ワイヤレス充電といえば「遅いけれど手軽」というのが常識でしたが、その前提が覆されつつあるのを感じます。

 しかし充電していくうちに、iPhone自体の放熱が追いつかず、だんだん充電速度が低下していく場合がありました。ワイヤレス充電の宿命とはいえ、25Wという出力を受け止めきれていない印象です。結局のところ、背面に取り付けたうえでUSB Type-Cケーブルで充電するのが一番早く充電されました。

CIO 柔らかいシリコンケーブル USB-C CtoC 240W PD 急速充電(0.15m, ブラック)

 そう、本製品はUSB Type-Cで接続しても30W出力できるのが良いポイント。ワイヤレスで使うのはもちろん、背面につけて短いUSB Type-Cケーブルを使い、有線で安定して充電するのも良し、という二刀流が可能です。これのメリットは移動中もしっかりモバイルバッテリーが本体と一体になるので、外れる心配がないということ。こういう想定で購入もおすすめです。

 ちなみにワイヤレスと有線が同時に供給された場合は、有線が優先されます。……ダジャレではありません。

 急ぎの場合は有線で、速度を重視しない場合はワイヤレスで。この使い分けが正解かと思います。

 なお発熱の問題については、特にこの熱の厳しい夏だからこそ顕著に出るのでしょう。冬になれば、おそらく問題なく使えるのではないかと思っています。

まとめ

 Qi2.2の最大25Wという出力は伊達ではなく、従来のQi2から確実に一段階進んだ体験が得られます。加えて半固体電池による発火しにくい設計、約14mmの薄さ、そして有線30W出力。モバイルバッテリーとしての完成度はかなり高いのではないでしょうか。

 唯一気になるのは、iPhone側の放熱が追いつかず速度が落ちる場面があること。ただしこれは本製品の欠点というより、ワイヤレス充電そのものが抱える課題という気がします。有線という逃げ道が用意されているぶん、むしろ親切な設計と言えるかもしれません。

 実売価格は9480円。Qi2.2対応モデルの入り口としては、なかなか良い一台かと思います。ワイヤレス充電の速度に不満を感じていた方は、ぜひチェックしてみてください。

CIO SMARTCOBY SLIMⅡ Wireless2.2 SS10K モバイルバッテリー 半固体 ワイヤレス充電 10000mAh(ブラック)

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