ソニーは、直販ソニーストアにてXperiaスマートフォンの値下げを開始しました。
1型センサー搭載の「Xperia PRO-I」は19万8000円だったのが17万9300円に。
さらに潜望鏡型望遠搭載の「Xperia 1 III」は14万9600円から13万9700円に値下げとなっています。
最近発表されたばかりのXperia 1 IVはスピーカー強化で5000mAh電池搭載など十分魅力的な機種ながらも、キャリア版価格が19万円以上と高かったり、潜望鏡型望遠のセンサーサイズが1/3.5に小さくなってしまっていたり、なかなか迷っているユーザーも多いのではないでしょうか。
Xperia 1 IIIの潜望鏡型望遠はセンサーサイズは1/2.9型。4500mAh電池となっています。筐体のサイズや重量はほぼ変わりません。1 IVが出てもなお十分使えます。
センサーサイズならばメインの広角カメラセンサーが1型で大きいXperia PRO-Iは、デジカメ的魅力を持つ機種。2100万画素ではなく1220万画素相当になってしまっているのが非常に残念ですが、大型センサーならではの画素ピッチ2.4μmを持ちつつ、1型センサーでは難しい高速AFを実現しスマホと遜色ない薄型筐体となっているのが美点です。それでいて可変絞りを持つのも面白い。小型センサーでは無意味な機構ですが、大型センサーでこそ魅力が発揮されます。
両機種ともにフルバンド対応、物理デュアルSIM対応、おサイフケータイ対応となっており、キャリア乗り換えやサブ回線契約でも賢く使えて、都市部交通含む日常的な決済用途も対応できる優れた一台です。
大手キャリア販売モデルは利便性や最新OSのダークモードでの視認性を無視した老害絵文字やプリインストールアプリ、消せないシャッター音、対応バンドがしばしば問題視されますが、メーカー直販の公開市場版ではそういった悩みとは無縁です。
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