
あのOnePlusが英米市場から姿を消す?
フラッグシップキラーの異名を取ったOnePlusが、得意としてきた西側の主要市場で存在感を弱める兆しを見せています。Android Authorityが伝えています。
OnePlusは欧州の一部地域で事業縮小を示す動きが伝えられてきましたが、その動きが英米にも及んでいる可能性が出てきました。イギリスの公式ストアでは、最新のOnePlus 15やOnePlus 15R、さらにOnePlus 13、タブレットのOnePlus Pad 3まで、軒並み在庫切れ表示になっているとのことです。
アメリカでも似た兆候があります。9to5GoogleやAndroid Authorityによると、一部のBest Buy店舗ではOnePlus 15やOnePlus 15Rの展示機が撤去され、代わってNothingのPhone (3)やPhone (4a) Proが売り場に並んでいるとのことです。Best Buyのオンラインページでも、OnePlus 15の一部SKUが新品では入手できない状態になっており、OnePlus公式ストアに残る在庫も色や容量の選択肢が限られていると伝えています。
こうした状況についてOnePlus北米法人は、地域ごとのロードマップと製品戦略を評価しているとしつつ、「アフターサポート、ソフトウェア更新、ユーザーの権利に関する約束はすべて保証する」とコメントしています。英米市場からの撤退は公式には発表されていませんが、少なくとも既存ユーザー向けのサポートは維持する姿勢を示しています。
一方で、インドは別世界のようで、。Android Authorityによると、OnePlusは4月以降だけで少なくとも4機種を投入し、OnePlus 15Rの実行メモリ16GB版のような既存モデルの上位版も追加しています。西側市場で選択肢が狭まる一方、インドには製品を投入し続ける力を残しているように見えます。
背景には、OPPO傘下でのさらなる統合やrealmeを含む組織再編の報道がくすぶっており、一部の欧州向けサイトではOPPO製品への導線も確認されているとのことです。
かつて「フラッグシップキラー」として英米のファンを熱くさせたブランドが、得意としてきた西側の市場から距離を置いていく。安さと尖った性能で殴り込んだ会社が、さらに親元との距離を縮めていくとしたら、なんとも皮肉な着地です。日本から見ると少し距離のある話ではありますが、あの勢いを覚えている身としては、少し複雑な気分になりますね……。











