SIMフリーの海外モデル XPERIA Z3 Compactレビュー

掲載日時: 2014/09/28(日) 22:33

 今月初旬、ドイツ・ベルリンにて行われたIFA2014で発表されたXPERIA Z3 Compactが、海外で発売されたので、早速1shopmobileにて購入しました。これまで愛用してきたXPERIA Z1f SO-02Fの後継機なのでワクワクしていました。

 XPERIA Z3 Compactには複数モデルが存在しますが、今回購入したのは台湾で販売されている国際版D5833です。価格とB28 LTEを考えるとD5833ですが、技適認証を考えるとおすすめできるのはD5803です。(ドコモショップなどでの持ち込み契約の受付も可能かと)

 化粧箱は、これまでのグローバル版・国内版XPERIAとは異なるデザインへと変更されています。ユーザーガイド、海外規格のACアダプター、microUSB、イヤホンが付属しています。残念ながらマグネット式充電ドック(卓上ホルダー)は付属しないようです。

 今回購入したのはオレンジ、なのですが、背面は限りなくレッドに近いオレンジです。あえて言うなら「朱色」でしょうか。側面は「琥珀(樹液の化石)」のような透明感のあるオレンジです。

 電源ボタンのデザインは若干変更されていますが、Z3 Compactの電源ボタンのほうが押しやすく改善されています。

 microSDカードスロットやmicroUSB端子の位置はそのまま。SIMカードサイズはnanoSIMに変更されています。下部のスピーカーはフロントパネルへと移動。Z2同様、ストラップホールは左側に。ただストラップは通しづらいと感じました。糸通しのような器具を用意したほうがいいかもしれません。

 サイズ感はXPERIA Z1fとほとんど変わりません。非常に持ちやすく感じます。サイズはそのままに、ベゼルは狭く、画面領域は4.3インチから4.6インチへと拡大しています。

 4.6インチといえば、近い画面サイズのデバイスはiPhone 6ですね。iPhone 6 は高さ138.1mm、幅67mmであるのに対し、Xperia Z3 Compactは高さ127.3mm、幅64.9mmと、Z3 Compactの方が持ちやすくなっています。

 ただしiPhone 6の厚み6.9mmに対して、Z3 Compactの厚みは8.64mmであるため、薄さでは負けています。重量に関しては、双方ともに129gと同一値。互角になっています。

 カラーリングは、Xperia Pの時も思いましたが、やはり赤色系統のXperiaはいいですね。

 高級感もあり、非常に満足の行く「コンパクト」な1台。次回は引き続きソフトウェアや使用感をレビューしていく予定です。

XPERIA Z3 Compactの最新情報

情報元SumahonTV

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