
Valve Index(画像はValve)
Valveが、2019年に発売したPC向けVRヘッドセット「Valve Index」の販売終了を正式に発表しました。Steamでの生産終了を告知するとともに、残った在庫を2割引にして在庫限りで販売します。
Road to VRによると、米国のSteamでの価格は、ヘッドセットが499ドルから399.20ドル(約6万3200円)、交換用の左コントローラーが149ドルから119.20ドル(約1万8900円)、交換用ケーブルが129ドルから103.20ドル(約1万6300円)。米国では右コントローラーが売られておらず、英国やEUでは左右とも買えるとのこと。トラッキングに欠かせないベースステーションは、今回の販売ページに見当たりません。
すでにIndexを持っている人については「何も変わらない」としており、SteamとSteamVRで引き続きサポートされます。
Valveは先月、スタンドアロン型のVRヘッドセット「Steam Frame」を発売したばかり。UploadVRによると、Steam Frameは本体のカメラでヘッドセットと付属コントローラーを追跡する方式で、ベースステーションには対応していません。
困るのは、Indexのコントローラーを使っている人です。Indexのコントローラーは、部屋に置いたベースステーションで位置を検出する「SteamVRトラッキング」方式。Bigscreen Beyond 2など、今もこの方式を使うヘッドセットはありますが、Valve自身のコントローラーは、交換用の在庫がなくなれば新品では手に入らなくなります。後継にあたるSteam Frameに乗り換えても、ベースステーション用の機器はそのままでは使えません。
そこで受け皿になりそうなのが、Shiftallの「GripVR」です。SteamVRトラッキングに対応したVRコントローラーで、ValveとHTCのベースステーション1.0/2.0のどちらでも動作し、Valve IndexやHTC VIVE/VIVE Proに直接つながるほか、同社のMeganeXシリーズ以外のベースステーション対応ヘッドセットとも併用できます。

ShiftallのGripVR(2025年10月撮影)
ボタン配置は最近のVRコントローラーで主流のレイアウト。トリガーやAB/XYボタン、ジョイスティックにタッチセンサーを搭載し、VRChatのハンドサインにすべて対応します。バッテリー駆動時間は約8時間。価格は5万9900円で、直販ストアでは2026年10月発送予定分が売り切れとなっており、予約再開の時期は同社のXで知らせるとしています。
思えばIndexの発売から7年。ヘッドセットの主流がカメラで追跡する方式へ移った今、ベースステーションの環境を持つ人にとって、Indexコントローラーに代わる選択肢があるのは心強いところです。











