
Valveは9月14日(米国時間)、ワイヤレスVRヘッドセットと専用コントローラーのセット「Steam Frame」の海外価格を発表し、予約登録の受け付けを開始しました。
Steam公式による直接販売地域は米国、カナダ、英国、EU、オーストラリアの5地域。米国での価格は256GBモデルが1059ドル(約16万3000円)、1TBモデルが1299ドル(約20万円)です。日本ではKOMODOが販売予定。
基本設計はPCからのストリーミングを重視した構成で、VRタイトルだけでなく通常の非VRゲームのプレイにも対応。PCとの安定した接続を確保するため、付属の6GHzワイヤレスアダプターを使用します。
SoCにはQualcommの「Snapdragon 8 Gen 3」を採用し、16GBのLPDDR5X実行メモリを搭載。スマートフォンでおなじみのハイエンド向けArmチップですが、搭載OSはAndroidではなくArch Linuxベースの「SteamOS 3」となっています。
Windows向けゲームはLinux上で動かす互換レイヤー「Proton」を通し、x86向けの命令をArm64へ変換する処理には「FEX」を利用するとのこと。
Androidゲーム向けにも「Lepton」を用意しています。異なるOSやCPUアーキテクチャ向けのタイトルを動かす仕組みを備えています。本体単体での動作では、Valveは発表時点で100本以上のゲームについてスタンドアロン動作確認済みとしています。
ディスプレイは片目あたり2160×2160ピクセルの液晶パネルを搭載。リフレッシュレートは72~144Hzに対応しますが、144Hzは実験的モードという位置づけです。
セットにはSteam Frame本体とコントローラーのほか、VRタイトル「Half-Life: Alyx」が同梱されます。
| 項目 | Steam Frame |
|---|---|
| OS | SteamOS 3(Arch Linuxベース) |
| SoC | Snapdragon 8 Gen 3(4nm、Arm64) |
| 実行メモリ | 16GB LPDDR5X |
| ストレージ | 256GB / 1TB、microSDカードスロット |
| ディスプレイ | 片目2160×2160ピクセルの液晶 |
| リフレッシュレート | 72~144Hz(144Hzは実験的モード) |
| トラッキング | カメラによるインサイドアウト方式 |
| 無線 | Wi-Fi 7、デュアル無線、Bluetooth 5.4 付属アダプターはWi-Fi 6E |
| バッテリー | 21.6Wh |











