これからはケーブル1本だけで十分かも!
Macbookで Apple 製品を無線充電できる技術を Apple が特許として取得したことが明らかになりました。
Samsung の Galaxy Note 20 Ultra や Google の Pixel 5 などのいくつかのスマートフォンはケーブルを使用せずに送電することはすでに可能です。しかし、今回 Apple が特許として認められた技術を用いるとパソコンである Macbook から iPhone や Airpods が充電できるようになります。
この技術によって、これまで必要だった複数本の充電ケーブルが Macbook 用1本に減らすことができ、ケーブルの煩わしさから開放されることになるでしょう。
Apple が公開した特許文書には、Macbook のトラックパッドやアームレスト、天板上に Apple 製品を置いている図が添付されていました。点線で囲っている部分に無線充電用のコイルを埋め込むことによって実現しているようです。
しかしながら、図のように端末を配置してしまうと Macbook を利用することが困難になってしまいます。充電範囲がどれくらいかは確認できませんでしたが、Apple のことなのである程度の距離(Macbook から顔ぐらい)があっても充電できるようにするのではないかなと筆者は予測しています。
The Verge は、現在の Macbook はアルミ製で無線充電と相性が悪いため、これから出る Macbook はもともとのプラスチック製に戻るのではないかと推測しています。
Apple はこの技術と同時に、もうひとつ特許を取得しています。それは、iPhone と AirPods をまとめて充電できる MagSafe バッテリーケースに関する技術です。MagSafe は iPhone 12 が発売されたときに同時発売されたもので、無線で充電することができるアクセサリです。
これらの技術を知ったとき、筆者は iPhone のある噂を思い出しました。イヤホンジャックが無くなって久しい iPhone ですが、次に発売される iPhone には充電ケーブルを刺す穴すらない完全な無端子なのではないかという噂です。最初はあくまでも噂だろうと流していましたが、今回の特許によってより現実味を帯びてきたように感じます。
ノートPCでスマホを無線充電
— 📱すまほん!!🌗5G📶 (@sm_hn) January 7, 2021