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ホーム画面の3分の1が広告に占領され、長年のGoogle TVユーザーがApple TV 4Kへ乗り換えたとの報告

ホーム画面の3分の1が広告に占領され、長年のGoogle TVユーザーがApple TV 4Kへ乗り換え

 ホーム画面の3分の1が広告に占領された。

 長年Google系のテレビ環境を使ってきたユーザーがApple TV 4Kへ乗り換えたという体験談を、海外メディアのAndroid Authorityが伝えています。きっかけは「最初の美しいビジョンが完全に崩壊した」という落胆。プラットフォームがユーザー体験よりも収益化を優先するようになった、というのが筆者の言い分です。

 不満の筆頭はやはり広告でした。ホーム画面の上3分の1がスポンサーバナーに支配され、関心のないボリウッド映画やクリケット、スキンケア製品まで並ぶ。肝心のよく使うアプリは画面の下へ押しやられてしまう、というのです。

 動作のもたつきも理由に挙がっています。数か月でメニューが「信じられないほど重く」なり、ソニー製テレビでは数秒の遅延やカクつくアニメーション、フレーム落ちが出たとのこと。加えてACR(自動コンテンツ認識)への懸念もありました。

 ACRというのは、テレビが今まさに画面に映っている映像を解析して「何を見ているか」を割り出す仕組みのこと。テレビ自身が視聴傾向を把握し、機種や実装によってはメーカーや提携事業者の広告、レコメンド、分析に使われ得るという話です。なお、Google TV環境でもデータ利用や広告設定は機種やアカウント設定によって変わるため、すべてがGoogleに直接回るとまでは断定できませんが、プライバシーを気にする人ほど引っかかるポイントです。

 そこで乗り換え先となったのが、Apple TV 4K。A15 Bionicチップを積んだ現行モデルです。いわく操作はラグを感じさせず、Apple Fitness+やApple Music Sing、Apple Arcadeといった機能も利用できる。Appleの広告プラットフォームが第三者データと結びつける「トラッキング」をしないとうたっている点も評価しています。(ただし、Apple TVアプリ自体も視聴や購入に関する情報をレコメンドなどに利用するため、データ収集がまったくないわけではありません)

 価格は米国でWi-Fiの64GBモデルが129ドル(約2万600円)、Ethernet対応の128GBモデルが149ドル(約2万3800円)。数年で買い替える安価な端末より、5〜7年使えるという筆者の見立てに立てば、長い目では割に合うという結論でした。

 広告で稼ぐ色の強いプラットフォームを選ぶか、先に払って静けさを買うか。テレビの「ホーム画面」をめぐって、製品の選び直しを強いられそうです。

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