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大胆!Apple、頭部装着端末を「7系統」から「2系統」までへ絞り込んだ?

Apple、頭部装着デバイスの計画を7製品から2系統へ縮小か Kuo氏報告

 Appleは頭部装着デバイスの7つの計画が、たった2系統にまで絞り込んだようです。著名アナリストのMing-Chi Kuo(郭明錤)氏による最新の投稿を、米9to5Macなどが伝えています。

 Kuo氏は投稿の中で「1年ほど前にまとめたXRヘッドセットとスマートグラスのロードマップは、もう参考にならない」とし、今はっきり見えている製品はスマートグラスの2系統だけになったとしています。なお、あくまでサプライチェーン筋の情報からの予測です。

 2025年6月時点のKuo氏の見立てには、M5版Vision Pro、軽量版のVision Air、刷新版のVision Pro後継機、各種スマートグラスなど、少なくとも7つの頭部装着デバイスが並んでいました。

 ところが、Appleの大幅見直しで、M5版Vision Proを除くVisionシリーズやVision Airはロードマップ上で見えなくなり、BloombergのMark Gurman氏によれば、Mac連携用のディスプレイグラスも2025年1月に終了済みです。

 つまり、残ったのは眼鏡型の2つだけです。なお、M5搭載のVision Pro自体はすでに販売中です。

 2つのうち1つは、ディスプレイ非搭載でAIと音声が中心のスマートグラスです。Ray-Ban Metaに近い路線で、2027年の投入見込みとされています。もう1つが、光導波路(レンズ部分に映像用の光を通し、目に届ける仕組み)を使うディスプレイ搭載AR/XRグラスで、こちらは2029年にずれ込んだとされています。

 平たく言えば、光導波路はメガネ型デバイスのレンズ部分に透明な光の通り道を作り、小型ディスプレイやプロジェクターからの映像を目に届ける技術です。代表的な方式では、光をガラスの中で導き、現実の視界にデジタル情報を重ねて見せます。透明性を保ちやすいため、外界を見ながら映像を重ねるARグラス向きの技術とされています。

 この大手術にサインしたのは、9月1日にApple CEOへ就任予定のJohn Ternus氏だとKuo氏はいいます。Appleの発表では、Tim Cook氏は同日付で執行会長に移る予定です。つまり、Ternus氏がCEO就任前から製品ポートフォリオの絞り込みに関与した、という構図です。Kuo氏自身も「Vision Proのラインを外したのは正しい判断」と評し、より大衆向けの可能性があるスマートグラスへ資源を寄せる動きだと見ています。

 ただ、Gurman氏は、Vision Pro 2が「テスト中」ではあるもののカテゴリー全体は塩漬け状態で、もし安価で軽い後継ヘッドセットが出るとしても2028年末から2029年以降になりそうだと見ています。かなり熱が冷めているという点で予測は一致はしているものの、まだVision Pro系統にも可能性は一応残されてはいるかもですね。

 次のAppleがどこに賭けるのか、輪郭が見えてくるのはもう少し先になりそうです。

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