Apple Vision Proで極上ゲーム体験?
9to5Macが伝えたところによると、Appleは来週リリース予定のvisionOS 26において、PlayStation、Xbox、そして新たな「空間コントローラー」への本格的なサポートを開始する準備を進めているとのことです。
これまでもApple Vision ProはBluetoothコントローラーに対応していましたが、開発者による採用は限定的でした。現在、コントローラーが必要なゲームには、Apple Vision Pro App Storeで「コントローラー必須」のバッジが表示される仕組みとなっています。
今回の変更では、システムレベルでサポート拡張が行われる見込みです。ユーザーがPlayStation、Xbox、MFi対応コントローラーを必要とするタイトルを購入しようとした際に、システムが事前に通知する機能が追加されるそうです。
さらにモーション感知機能を備え、3D空間での操作に特化した「空間コントローラー」にも対応するとのこと。
BloombergのMark Gurman氏の報道によると、AppleはSonyと協力してPlayStation VR2のハンドコントローラーをVision Proで使用可能にする取り組みを進めており、Sony社内では数か月にわたる開発作業が行われているということです。また、Appleはサードパーティ開発者に対してもゲームへの統合サポートについて相談を持ちかけているとのことです。
Appleといえばゲーム方面はまだまだ弱い印象で、AppleユーザーでもSteamや家庭用ゲーム機でゲームを楽しんでいる人も多そうですが、今後、ここをどう挽回するのか。近日実施のWWDC25にも注目しておきたいところです。