Samsungの新型XRヘッドセット「Galaxy XR(開発コード: Project Moohan)」の公式レンダーと主要仕様が明らかになりました。Android Headlinesが独占情報として伝えています。
Android XRをベースにしたOne UI XRを採用し、Google/Qualcommと連携して最適化を図ったハイエンド機として登場します。
ディスプレイは4Kクラスのmicro-OLEDで、両眼合計約2900万ピクセル。SoCはSnapdragon XR2+ Gen2を搭載し、重量は545g、バッテリー駆動は一般利用で最大約2時間、動画再生で約2.5時間とされています。
前面には計6台のカメラ、内部には赤外線を用いたアイトラッキングカメラを4台、さらに深度センサーも備え、手/目/音声入力のハンド/アイトラッキングやボイストラッキングに対応します。
右側ステムにはタッチパッド、上部には音量と「Top」ボタンを配置し、長押しでGoogle Geminiを呼び出せるとのこと。専用コントローラーは6DoF対応でハプティクス内蔵。オーディオはウーファーとツイーターを備えた2-Way構成で空間オーディオ再生に対応します。
なお、左側面の電源端子から外部バッテリーパックに接続でき、遮光用の着脱式ライトシールドも付属するそうです。
UIのランチャーにはSamsung純正アプリに加えてChrome/Maps/YouTube/Photos/Play Store、Netflixなどが並ぶそうです。
発表の場はGalaxyイベント「Worlds Wide Open」。Samsungは10月21日22時(米東部)の開催を案内しており、日本時間では10月22日11時に相当します。
価格については少なくとも1800ドル以上になるとの観測が出ており、もし日本で出るなら消費税なども考えると30万円ぐらいでしょうか?ライバルVision Proの半額ぐらいということに。正式発表を待ちたいところです。