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Apple、ディスプレイ非搭載のAIスマートグラスを2026年発表か?

 Appleが本気のメガネ参戦、しかもディスプレイなし。

 Bloombergのマーク・ガーマン氏の報道や関連インタビューによると、Appleのスマートグラスは早ければ2026年9月から10月にかけて披露され、2027年春から夏ごろに発売される可能性があるそうです。

 注目すべきは、これがVision Proのような重量級空間コンピュータではないという点です。最初に登場するとみられているのは、あえてディスプレイを搭載しない「AIスマートグラスディスプレイ、LiDAR、3Dカメラといった消費電力の大きい要素は搭載しないとされ、メガネとしての薄さと軽さ、そしてバッテリー寿命を最優先する方針なのだとか。

 想定機能は、iPhoneからの通知受け取り、音楽再生、通話、写真・動画撮影、リアルタイム翻訳、経路案内、そして強化されたSiriとVisual Intelligence(カメラで捉えた対象をAIが認識・解説する機能)の活用です。たとえば買い物リストにある商品が視界に入ると文脈に応じたリマインダーを出してくれたり、街中の目印をカメラが認識して音声で道案内してくれたりする可能性があります。

 操作まわりでは、MacRumorsがVision Pro譲りのハンドジェスチャー対応の可能性を伝えています。高解像度カメラとは別に、低解像度の広角レンズが指の動きやSiri向けの視覚入力を担うという説明です。ただしガーマン氏は、現時点の技術でこれを信頼性高く実現するのは難しく、初代機に高度なジェスチャー操作が載る可能性には懐疑的な見方を示しています。

 フレーム素材にはアセテート(眼鏡業界で定番の高級素材)を採用する方向と伝えられています。一般的なプラスチックより耐久性や高級感を打ち出しやすく、ファッションアイテムとして勝負する気が見える材料です。9to5MacやMacRumorsが伝えたデザイン候補は少なくとも4種類で、Ray-Ban Wayfarer風の大型矩形、ティム・クックCEOがかけているような細身の矩形、大型の楕円または円形、より小型で洗練された楕円または円形をテスト中とのこと。カラー候補はブラック、オーシャンブルー、ライトブラウンが挙がっています。

 ガーマン氏の見立てでは、Appleが2026年後半というタイミングを狙うのは、年末商戦でMeta Ray-Banの勢いに「待った」をかけるためです。Vision Proの重厚路線で苦戦したAppleが、日常的に身につけられるAIウェアラブルへ軸足を移す構図は、なかなか興味深いところです。

 もちろんBloomberg/ガーマン氏発を中心とした未確定情報なので、仕様も時期もまだ動く可能性は十分あります。様々なことをVision Proで学んだAppleが、次の一手で何を見せてくるのか……今から楽しみで仕方ありません。

Apple のこれまで

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