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99%消費電力をカットしたウェアラブル用反射型液晶モジュール、JDIが開発

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 ディスプレイメーカーJDIは、ウェアラブルデバイス向けの「反射型メモリ内蔵カラー液晶モジュール」を開発したと発表しました。

 バックライトに頼らず、太陽光をパネル内部で反射させて映像を表示。さらにメモリ液晶のような仕組みを採用することにより、消費電力を99%以上カット。通常の液晶に比べてわずか0.5%の消費電力で駆動するそうです。電池駆動時間に加えて屋外での視認性も向上しているとのこと。

 ただし日本経済新聞が報じるところによれば、暗いところでは画面を表示することができないようです。

 電池消費の8割を占めるディスプレイですが、そのディスプレイの電池消費を99%以上もカットできるとなれば、スマートウォッチの駆動時間は大幅に伸び、搭載する電池のサイズも小さくて済みます。そうなると、スマートウォッチは今よりも軽量化したり、たくさんの機能を積む余地も生まれるなど、様々な可能性が考えられますね。

 そういえば、Apple Watchのライバルになるとも言われる、スウォッチのスマートウォッチは、充電不要で動作すると予告していましたが、関係あるのでしょうか?

 なお、これとはまた別件かもしれませんが、日刊工業新聞によると、石川県のJDI工場設立にAppleが2000億円以上を投資したとのこと。ITメーカー各社にとってJDIは今後も重要な存在であることは間違いなさそうです。

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