著作権 最新情報まとめ
AIは絵師に取って代わるのか?中国でも論議
AIイラストの波は中国にも。人気絵師風の絵が出せるとか、勝手に学習データとして取り込むなといったお気持ちを表明する方も多く、盛り上がっている(?)「AI作画」ですが、こういった技術は中国企業が大好きといったイメージもあり、向こうではどのような話になっているのか気になるところ。作画AIは絵師に取って代わるのか、人と作画AIはどう付き合っていくのか、中国「成都商報」の考察記事をご紹介します。AI作画愛...
ロシアで「違法アップロード」サイトが堂々復活!理由は正規版「サポート停止」
中国「IT之家」が3月7日のロシアメディア報道をもとに伝えたところによると、2015年にロシア政府によって閉鎖された「RuTracker.org」が、このほど禁止を解かれました。このサイトは、ロシア最大の違法アップロードサイトでした。かつて4430万のユーザー数を擁していたとのこと。ウクライナ侵略の影響により、Microsoft、Adobe、Oracle等のソフトウェアメーカーが続々とロシアでのサ...
「私的録音録画補償金、今期に結論を」文化審議会著作権分科会が開催
2019年7月5日、文化庁第54回文化審議会著作権分科会(第19期文化審議会著作権分科会 第1回)が開催されました。まず文化庁側の挨拶。昨年度の著作権分科会は違法ダウンロード拡大等を議論したが法案は国民の理解を得られず提出を見送ったとし、今後の法案提出の具体的内容とスケジュールは立っていないとしつつも、海賊版の被害は深刻であり早急な対策が必要。実行的な対策を講じつつも国民の正当な情報収集を萎縮させ...
ソフトバンクの「通信の最適化」の適法性ロジックを突き崩す方法。
携帯キャリアが実施する「通信の最適化」について、適法性ロジックは昨日書いたとおり。携帯キャリアの「通信の最適化」、違法行為にならないよう説明すべき今回はSoftBankの例から考えていきます。SoftBankの「通信の最適化」についての説明は、サポートセンターは拒否。さらに店頭でもほとんどの場合、「通信の最適化」実施を示唆する文言を含んだ約款の末尾にサインを求める、包括的なもの。昨日の記事は「通信...
書籍の「自炊」代行に希望の光? 著作権団体、中間マージン徴収を条件に許諾検討
電子書籍端末などで本を利用するには、これまで二種類の方法がありました。電子書籍を配信しているオンラインストアで書籍データを購入する方法と、実際の紙の本を裁断、スキャンし、データ化する方法です。後者はいわゆる「自炊」と呼ばれてきました。後者の方法は、私的利用の範囲内で認められてきました。しかし近年では、その本を裁断、スキャン、データ化する一連の「自炊」の手順を、全て代行し、利益を得る業者があらわれて...