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サムスン、今年後半の「折り畳みギャラクシー」投入を認める。

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 CNBCは、サムスン電子のモバイル部門CEOであるDongjin Koh氏をインタビューしました。

 それによると、より安価なモデルに最先端機能をもたらすとしました。Galaxy Aシリーズなど中価格帯のモデルを見直し、新たな戦略を採るとのこと。これはGalaxy S9シリーズなどハイエンドモデルの売上高が前年同期比で20%減少したことを受けてのもの。

 Huawei、OPPO、Vivo、Xiaomiといったメーカーが一気に追い上げてきたことを受けて、これまでの戦略が通用しないと判断し、戦略転換を図る構えのようです。

 さらに、Samsungが温め続けている折りたたみ式のデバイスについては、いよいよ提供する時だと答え、11月のサンフランシスコで開催のSamsung Developer Conferenceにてお披露目するようです。詳細は明かしませんでしたが、開発はほぼ完了しているとのこと。

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 折りたたみデバイスは有機ELを採用し、画面を折り畳み財布のように収納可能で、開けばタブレットになる、というのがもっぱらの噂です。

 折りたたみデバイスはいちいち開閉が必要ですが、タブレットよりも利点があるのか、本当に消費者はそれを買うのかという疑問に対し、DJ Koh氏は「全てのデバイス、機能、イノベーションは、消費者に意味のあるメッセージを伝えるべきで、ユーザーはそれを使った時、『Wow, これがサムスンが作った理由か!』(と消費者はわかるだろう)」と回答。使えばその凄さがわかると自信を見せました。11月以降の正式なお披露目を楽しみにしたいところです。

 Samsungは5年以上前から折りたたみ端末の開発に取り組み、過去には中途半端な2画面機種の投入をキャンセルするなど、そのアイデアの適切な投入タイミングを慎重に見極めようとし続けています。昔は「変態端末を作るのは日本メーカー」と持て囃された時期もありますが、出来が悪かったり性能が低かったり短命に終わることも多かった印象です。それを本当に消費者・市場は潜在的に必要としているのか、後に続いて企業を支えることができるのか、といった適切なタイミング・リソース分配を経営陣が見極めて決断できて初めて、その企業の持っている技術を真に活かせることに繋がるのではないでしょうか。

情報元CNBC 12
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