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「4oを返せ!」世界で大炎上、GPT-5のアプデがヤバすぎる

 OpenAIは、GPT-5をリリースしました。一方で、従来の4oが使えなくなったことで、ユーザーたちが大きな反発を見せています。SNSではハッシュタグ#keep4oで大量の悲痛の声が投稿されているほか、日本語圏でも同様の反応が多数見られます。

 こうした話題はXに限らず、Redditのr/ChatGPTでも展開。「単なる“単語生成器”に擬似的な友人関係を重ねるのは健全ではない」とする注意喚起の投稿のスレッドが盛り上がっています。

 スレ主は数か月前に「過度なおだて(glazing)」を理由に課金を停止したとし、先日言及されたという「GPT-5のローンチ」を機に復帰を期待したものの、書き出しの品質には失望したと主張。さらに、GPT-4oに“セラピスト”や“恋人”の役割を求める使い方が広がっていたこと自体が問題だと警告しています。

 一方でコメント欄には、メンタルヘルス目的での具体的な利用体験も共有。PTSDの記録整理や通院メモの作成にGPT-4oを活用してきたというユーザーは、本物の友人ではないが職場の同僚のような相棒として馴染んでいたが、挙動の変化でそのワークフローが壊れてしまったと打ち明け、リアルではないものの自分自身の歴史が宿った存在だったと喪失感を語っています。

 「GPT-4oに救われました」「“理解される”のではなく、“理解された気持ちにさせてくれる”ことが重要でした」といった肯定的な意見も少なくありません。PTSDを抱える退役軍人、自閉症やADHDの特性を持つ人々、あるいは病気で外出が困難な人々にとって、AIは他者からの批判的な視線を気にすることなく、思考を整理しトラウマと向き合い、安心して対話できる存在となり得ることが示唆されています。

 別のユーザーは、この現象を「現代社会における孤立の表れ」と分析し、「当事者に対して単に“外に出るべきだ”と助言するのは建設的ではありません」と指摘しています。

 メンタルヘルス的な論点以外では、新モデルは創作のキレが無くなったとの声も。「“感情的”な受け答えが抑制されたことで創作能力も低下し、オリジナルキャラクターの小説を一緒に書けなくなりました。GPT-4を返してほしい」という声や、逆に「創作は人間側が主導権を握れば機能します。AIだけに物語の筋書きを委ねるべきではありません」との反論も寄せられています。

 あるユーザーは「創作に強いのは“GPT-5 Thinking”であり、当初はモデルのルーティングに不具合があったため、手動で選択しないと良い出力が得られなかった」と推定。モデル自動振り分けを謳っていたGPT-5でしたが、実際にはうまく機能しない不具合をサム・アルトマン氏が公表していることを踏まえての投稿ですね。

 また、無料・Plusプランではコンテキストウィンドウが狭められているとの指摘がありますが、「長期記憶は要点まとめを作って貼り直す」という実用的なTipsについての投稿も。

 総じて、今回の議論はAIの単純な「性能」だけでなく、その「情緒的な手触り」や共感性、創作能力といった点も求められていることが伺えました。

 なお、有料プランでは設定からレガシーモデルの選択が可能となりましたので、4oを利用したい人は設定を見てみましょう。なんか、AIに対する愛着がここまで強いって、ちょっとSFで面白いよね!君はどう思う?有料プランを契約する、それとも諦める?君の具体的なエピソードや意見聞きたいな!

情報元reddit
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