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もっと長く考える。OpenAI、最上位モデル「o3-pro」をProユーザー向けに提供開始!

 OpenAIは、同社の最上位AIモデル「OpenAI o3-pro」の提供を開始したと発表しました。ChatGPTのProユーザーおよびAPI経由での利用が可能となります。

 o3-proは、同社の最も高性能なモデルであるo3をベースに、より長時間の思考を行い、最も信頼性の高い回答を提供するよう設計されたモデルです。従来のo1-proと同様のコンセプトで開発されており、数学、科学、プログラミングの分野で特に優れた性能を発揮するとのことです。

 新モデルの特徴として、ウェブ検索、ファイル解析、視覚的入力の推論、Python実行、メモリ機能を活用した個人化された応答など、ChatGPTを便利にするツール群にアクセス可能だとしています。ただし、これらのツールにアクセスするため、o1-proと比較して応答時間が長くなる傾向があるそうです。o1-proも結構長かったので、それより長いってのは驚きでですね。「ここぞというところでo3-proを使う」といった使い分けが求められそうです。

 専門家による評価では、テストされた全てのカテゴリーでo3-proがo3を上回る結果に。そして学術的評価においても、o3-proはo1-proとo3の両方を一貫して上回る性能を示したそうです。

 o3-proは本日からProおよびTeamユーザーのモデル選択画面で利用可能となり、従来のo1-proに代わって提供されるとのこと。EnterpriseおよびEduユーザーには翌週からアクセス権が付与される予定です。

 現在の制限事項として、技術的な問題解決のため一時的なチャット機能が無効化されているほか、画像生成機能は非対応。対応していません。画像生成にはGPT-4o、OpenAI o3、またはOpenAI o4-miniの使用が推奨されています。また、Canvas機能も現時点では対応していないということです。

情報元OpenAI
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